クリスフライヤーマイルの貯め方【2026年完全版】陸マイラーが実績数字つきで解説|アメックス移行レート・必要マイル・特典発券まで

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<この記事を読んでわかること>

  • クリスフライヤー(KrisFlyer)の基本と、陸マイラーが日本で貯める4つのルートの比較
  • アメックス→クリスフライヤーへの移行レート(MRプラス加入で1,250→1,000)と具体的な手順
  • セーバー・アドバンテージ・アクセス特典の違いと賢い選び方
  • クリスフライヤーマイルの有効期限3年と、失効させないための実践的な管理法
  • ANA・JALと比べてシンガポール航空マイルが「燃油サーチャージ面で最強」な理由と数字
  • 150,000アメックスポイント→120,000マイル移行し、夫婦2名エコノミー片道114,000マイルで発券した実録

先日、アメックスゴールドプリファードで200万円修行を達成した話を記事に書きました。

「それで、貯まったポイントはどうするの?」──正直に言います。

最終的な目的地は、最初からクリスフライヤーマイルでした。

ANAは特典航空券が取れないし
JALは移行レートが悪いのも影響しています

アメックスの修行をしながらずっと頭にあったのは「このポイントをシンガポール航空のクリスフライヤーに移行して、夫婦2人分のトルコ行き特典航空券を取る」という構想です。

実際に150,000アメックスポイントを120,000クリスフライヤーマイルに移行し、115,000マイルで夫婦2名の往路を発券。燃油サーチャージを1人1万円ちょっとに抑えてトルコへ旅立ちました。

この記事では、クリスフライヤーマイルの貯め方・移行手順・特典発券まで、実際の数字をすべて公開しながら徹底解説します。


目次

まず結論:今回の実績数字をすべて公開

内容数字手段
アメックスGP修行総額約200万円アメックスゴールドプリファード
MRプラスへ移行したポイント150,000ポイントメンバーシップリワード・プラス
クリスフライヤーへの移行マイル120,000マイル1,250→1,000レート
使用マイル(夫婦2名・往路のみ)115,000マイルセーバー特典発券
燃油サーチャージ(往路・2名)ほぼ0円SQ自社マイルの強み
復路JALマイルで別途発券JALマイレージバンク
通常購入時の相場(往路・2名)15〜30万円超比較試算

「どうせ使うお金なら、最も得になる方法で払う」──この一点を突き詰めた結果がこの数字です。


クリスフライヤー(KrisFlyer)とは?基本を30秒で

クリスフライヤーとは、シンガポール航空(Singapore Airlines)のマイレージプログラムです。JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブと同じ位置づけで、無料で入会できます。

シンガポール航空はスターアライアンス加盟航空会社で、ANAと同じグループです。そのためANA国際線に搭乗してもクリスフライヤーマイルを積算できます(逆も然り)。

項目内容
プログラム名KrisFlyer(クリスフライヤー)
航空会社シンガポール航空(SQ)・スクート
アライアンススターアライアンス(ANAと同グループ)
マイルの有効期限付与日から3年間
入会費・年会費無料
会員ランク一般 / エリートシルバー / エリートゴールド

クリスフライヤーの登録方法

シンガポール航空公式サイト(singaporeair.com)から無料で会員登録できます。日本語で手続き可能で、必要なのはメールアドレスと基本情報のみ。登録後すぐに会員番号が発行されます。アメックスポイントの移行先に設定するため、修行やポイント積み上げと並行して早めに登録しておくのがベストです。


クリスフライヤーマイルの有効期限と失効させない方法

クリスフライヤーマイルは付与日から3年で失効します。これが陸マイラーにとって最大の懸念点です。

有効期限を延長する方法

有効期限が近づいたマイルは、有料で延長できます。また、クリスフライヤーではエリートシルバー以上の会員は有効期限が1年延長されます(一般会員は6ヶ月延長・有料)。

しかし現実的なベストプラクティスは、マイルとして保有せずアメックスポイントのまま持ち続けることです。

アメックスの「メンバーシップリワード」ポイントはカードが有効な限り実質無期限。好きなタイミングでクリスフライヤーマイルに移行できるため、旅行の計画が固まった時点で一括移行するという戦略が最も合理的です。3年でマイルが消えるリスクを避けながら、目標マイル数に向けてじっくり積み上げられます。


日本からクリスフライヤーマイルを貯める4つのルート比較

※陸マイラーの全体戦略については👇

で詳しく解説しています。

ルート実質マイル還元率継続性おすすめ度
①フライト積算(SQ・ANA)フライト依存★★
②アメックスMR移行最大0.8%〜(修行で爆増)★★★★★
③マリオットBV移行約1.25%★★★★
④ポイントサイト経由1/3以下になることも★★

ルート① フライト積算(SQ・ANA国際線)

シンガポール航空便やANA国際線への搭乗で積算できます。エコノミークラスは飛行距離の100%、ビジネスクラスは150〜200%が目安です。ただし日本在住の陸マイラーが大量マイルをフライト単独で貯めるのは現実的ではありません。

ルート② アメックスポイント(メンバーシップリワード)→移行【最重要】

現在もっとも有力な方法。詳細は次章で解説します。

ルート③ マリオットボンヴォイポイント→移行

3ポイント→1マイルの移行レートで、6万ポイント一括移行時に5,000マイルのボーナスが付きます(実質還元率1.25%)。ただしマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは2025年8月に年会費が82,500円(税込)に大幅値上げされており、従来と同じ感覚でのコスパ計算は通用しなくなっています。

決済額が大きい場合にはこちらの方がコスパはいいですが、非富裕層が何年も保有し続けるのは簡単ではありません。

ルート④ ポイントサイト(モッピー・ハピタス)経由

クレジットカード新規発行案件などで一度に大量ポイントを獲得し、複数のステップを経てクリスフライヤーマイルに交換する方法です。ただし移行ステップが多いほど交換率が落ち、最終的な交換率が1/3以下になるケースも珍しくありません。1,300モッピーポイント⇨1,000マリオットポイント⇨333クリスフライヤーマイル、とかなり移行率が悪いです。「補完手段」として割り切るのが現実的です。


【核心】アメックスポイント→クリスフライヤーの移行レートと完全手順

移行レートは2種類。プラス未加入は損

状態移行レート実質マイル還元率
通常(MRプラス未加入)2,000ポイント → 1,000マイル約0.5%
MRプラス加入後1,250ポイント → 1,000マイル約0.8%

メンバーシップリワード・プラスは、年間参加費3,300円(税込)でポイント移行レートが大幅にアップするアメックスのオプションプログラムです。年3,300円で移行効率が60%向上するため、クリスフライヤーへの移行を考えているなら加入は必須です。

ちなみにアメックスゴールドプリファード、アメックスプラチナカードであれば、無料で付帯しています。

アメックスグリーンカードの場合に、追加で3,300円を支払い,300円を支払い加入する必要があります。

実績:150,000ポイント → 120,000マイルの移行

150,000 MRポイント ÷ 1,250 × 1,000 = 120,000クリスフライヤーマイル

シンガポール航空のマイページにある、マイル明細も記載しておきます。

しっかりと120,000マイルが移行されていますね。

このうち115,000マイルを夫婦2名のトルコ行き(エコノミー・往路)に使用し、残り5,000マイルを温存しています。

移行手順(初回は約2週間かかる)

STEP 1:クリスフライヤーに無料会員登録する シンガポール航空公式サイトから日本語で登録。会員番号を取得します。

STEP 2:アメックス会員ページでMRプラスに申し込む 「ポイントプログラム」→「メンバーシップ・リワード・プラス」から申し込み(年3,300円)。ゴールドプリファード、プラチナカードでは自動加入なので不要。

STEP 3:クリスフライヤーの会員番号をアメックスに登録する 「ポイント移行提携先プログラムのご登録」から番号を登録。

STEP 4:移行申請する(初回は通常2週間) 最少移行単位は1,000マイル分(1,250ポイント)から。初回移行は2週間かかるため、特典航空券の空席確認を先に済ませてから申請してください。申請後に下記のようなメールが来ます。移行後のキャンセルは一切不可です。

Screenshot

詳しくはこちの記事もご覧ください。


セーバー・アドバンテージ・アクセス特典の違い

クリスフライヤーの特典航空券には3つのタイプがあります。陸マイラーが最も使いやすいのはセーバー特典ですが、違いを知ることで発券の成功率が上がります。

特典タイプ必要マイル空席数ストップオーバー変更
セーバー少ない(基準値)限定枠往復1回まで有料
アドバンテージ多い(セーバーの1.5〜2倍程度)多い往復2回まで(無料)無料
アクセス(2025年11月新設)空席状況により変動空席があれば即予約可ルールに準拠

セーバー特典を取るためのコツ

セーバー特典は空席に限りがあり、人気路線・繁忙期は争奪戦になります。発券を成功させるには以下を意識してください。

  • 予約は早めに(360日前からオープン)
  • 日程に柔軟性を持たせる(平日・閑散期は空席が出やすい)
  • クリスフライヤースポンテニアスエスケープ(期間限定で30%引きになるセール)を活用する

クリスフライヤーがANA・JALより「最強」な理由

理由① 燃油サーチャージがほぼ不要

ANAやJALのマイルで特典航空券を発券すると、燃油サーチャージ(YQ)が別途かかります。ヨーロッパ往路の場合、1人あたり数万円の燃油代が現金で消えます。

一方、クリスフライヤーのマイルを使ったシンガポール航空自社便の発券では燃油サーチャージがほぼ不要です。今回のトルコ行き往路(夫婦2名)でも、この恩恵を最大限受けています。

比較項目クリスフライヤー(SQ自社便)ANAJAL
燃油サーチャージ不要あり(高額)あり(高額)
SQビジネスクラス発券✅ 自社マイルのみ可❌ 原則不可❌ 不可
片道発券✅ 可能✅ 可能(2025年6月〜)✅ 可能
セーバー特典の空席量自社優遇で豊富他社便は少ないワンワールド便のみ
マイルの貯めやすさ(国内)

理由② SQ自社便のビジネスクラス・スイートクラスを自社マイルでしか取れない

シンガポール航空のビジネスクラス・スイートクラスの特典枠は、ANAやユナイテッドなどスターアライアンス他社マイルには原則として開放されていません。クリスフライヤーマイルを使えば、A380スイートやA350ビジネスクラスの特典発券が現実的な選択肢になります。

理由③ 片道発券と柔軟な旅程設計

クリスフライヤーは片道からの発券が可能です。今回の旅行でも、往路はクリスフライヤー(SQ)、復路はJALマイルという組み合わせで2つのマイルプログラムを使い分けました。異なるマイルを目的に応じて使い分けられるのが、陸マイラーの醍醐味のひとつです。


主な路線の必要マイル数(2026年最新・セーバー特典・片道目安)

路線(日本発・片道・SQ自社便)エコノミービジネススイート
東南アジア(シンガポール等)約25,500約54,500
中東・トルコ(今回の旅程)約55,000約112,500
ヨーロッパ約44,500約135,000
オーストラリア約27,000〜35,000約108,500

必要マイル数は目安です。
空席状況等により、必要マイル数が変動します。

今回の実績:夫婦2名・エコノミー・ヨーロッパ圏往路(ストップオーバーあり)で114,000マイルは、上記の目安と一致します。

ビジネスクラスでヨーロッパを往復(1名)しようとすると、概算で最低でも約200,000マイルが必要です。

夫婦2名なら400,000マイル。アメックス修行1回分だけでは届かず、数年単位での積み上げを前提とした計画が必要になります。私は三菱UFJプラチナアメックスのマイレージプログラムなどを利用して、効率的に積み上げています。

こちらについて詳細に知りたい方は下記の記事をご参照ください。

※必要マイル数は改定・路線・接続便により変動します。発券前に必ずシンガポール航空公式サイトのマイル計算ツールでご確認ください。


実録:アメックス修行→クリスフライヤー移行→トルコ往路発券

項目内容
旅程日本→(経由)→イスタンブール(往路のみ)
復路JALマイルで別途発券
クラスエコノミー(夫婦2名)
使用マイル114,000マイル(2名合計)
燃油サーチャージほぼ12,100円(2人分、空港税のみ)
通常購入時の相場(往路・2名)15〜20万円超

往路はクリスフライヤーで燃油サーチャージをゼロに抑え、復路はJALマイルで別途発券。複数のマイルプログラムを組み合わせて1回の旅行を完成させるのが、陸マイラーとして目指した形です。

もし往復すべてをANA・JALマイルで発券していた場合、燃油サーチャージだけで夫婦2名分に数万円以上が現金で上乗せされていた計算になります。

よくある質問(FAQ)

Q. クリスフライヤーの登録は有料ですか? A. 無料です。シンガポール航空公式サイトからメールアドレスと基本情報だけで登録できます。会員番号が発行されたらアメックスの移行先として登録しておきましょう。

Q. アメックスポイントをクリスフライヤーに移行するとき、MRプラス未加入だとどうなりますか? A. 移行レートが2,000ポイント→1,000マイル(0.5倍)になります。MRプラス加入後は1,250→1,000マイル(0.8倍)に改善されるため、移行前に必ず加入してください。年3,300円の差で移行効率が60%変わります。

Q. クリスフライヤーマイルの有効期限が迫っています。延長できますか? A. 有料での延長が可能です(1万マイルごとに手数料が発生)。ただし、根本的な解決策は「マイルとして保有せず、アメックスポイントのまま持ち、旅行計画が決まってから一括移行すること」です。

Q. ANAマイルとクリスフライヤーマイル、どちらを貯めるべきですか? A. 目的によります。国内旅行や国内線重視なら貯めやすさでANA・JAL。シンガポール航空のビジネスクラス・スイートクラスを狙う、または燃油サーチャージを節約したいならクリスフライヤーが有利です。二択ではなく、アメックスポイントを軸にして発券タイミングで移行先を選ぶのが賢いアプローチです。

Q. セーバー特典の空席が取れません。どうすればいいですか? A. アドバンテージ特典への切り替え(マイル数は増えるが空席が多い)、または「クリスフライヤースポンテニアスエスケープ」という期間限定セールを活用する方法があります。また2025年11月から始まった「アクセス特典」は、空席があれば即時予約できる新しい選択肢です。

Q. ポイントサイト経由でクリスフライヤーマイルを貯めるのはお得ですか? A. 複数の移行ステップを経るため最終的な交換率が1/3以下になるケースも多く、継続的な蓄積方法としての効率はアメックスルートに劣ります。「入会キャンペーンで一度に大量補完する」用途に絞って使うのが現実的です。


まとめ:陸マイラーにとってのクリスフライヤーの最適な位置づけ

クリスフライヤーは「貯めにくい」というイメージが先行しがちです。しかしアメックスという実質無期限のバッファを使えば、日本でも十分に現実的な戦略です。

  • アメックスMRポイントは実質無期限。ポイントで積み上げ、旅行計画が固まったら一括移行が最適解
  • MRプラス(年3,300円)加入で1,250→1,000マイルに改善。移行前に必ず加入
  • 燃油サーチャージほぼ不要がクリスフライヤー最大の強み。ANA・JALとの差が夫婦旅行で特に効く
  • SQ自社便のビジネスクラス・スイートクラスはクリスフライヤーでしか発券できない
  • セーバー・アドバンテージ・アクセスの3特典タイプを理解し、空席状況に合わせて使い分ける
  • 150,000ポイント→120,000マイル移行、114,000マイルで夫婦2名往路発券が今回の実績
  • ビジネスクラスのヨーロッパ往復(1名)には約200,000マイルが必要。数年計画で積み上げを

免責事項:本記事は個人の体験に基づく情報提供を目的としており、特定サービスの推奨を意図するものではありません。移行レート・必要マイル数・燃油サーチャージの有無・カード年会費は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

投資歴5年、年間40万ポイントを攻略する20代共働き夫婦。 「QOLを下げない資産形成」をモットーに、新NISA・米国高配当株・クレカ積立を組み合わせた最適解を発信中。

実績: 年間配当金9万円、投資評価益+31.89%を達成
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