三菱UFJカードのクレカ積立還元率が、2026年6月から引き上げられました。かなりの朗報なので記事にしようと思います。
私は三菱UFJプラチナアメックスを半年ほど使っており、クレカ積立・日常決済・特約店利用を合わせたカード全体で、既存記事の当時の記録で約4,200グローバルポイントを獲得しています。JAL・KrisFlyer・大韓航空のマイル換算で33,600マイル相当です。
ただし、クレカ積立分だけを切り出すと話は別です。改定前(1%還元)の月10万円積立では、月200pt=月1,600 JAL or KrisFlyer or 大韓航空マイルになります。今回の改定でポイントアップ特典の2%条件を満たせば、月400pt・月3,200マイル、年間38,400マイルになります。この計算の根拠と、年会費との損益を実数値で整理したのがこの記事です。
三菱UFJカードのクレカ積立、2026年6月に何が変わったか

改定前と改定後の還元率を比較する
2026年6月1日、MUFGグループは「エムット」サービス拡充の一環として、三菱UFJ eスマート証券でのクレカ積立ポイント還元率を引き上げました。
| カード種別 | 改定前 | 通常還元率(改定後) | 条件達成時(ポイントアップ特典) |
| 三菱UFJカード(一般) | 0.5% | 0.55% | ― |
| 三菱UFJカード ゴールド | 1.0% | 1.1% | 年間100万円以上利用で2.0% |
| 三菱UFJプラチナアメックス | 1.0% | 1.1% | 年間100万円以上で2.0%、700万円以上で7.0% |
ポイントアップ特典の参加条件は3つあります。
①三菱UFJ eスマート証券のエントリーフォームから参加登録をする、
②出金先指定口座に三菱UFJ銀行の口座を登録または三菱UFJマネーコネクト自動入出金サービスを設定する、
③三菱UFJカードの引き落とし口座を三菱UFJ銀行の普通預金口座に設定する
——の3点です。
なお、クレカ積立分・キャッシングサービスやカードローンの利用分・リボ払い手数料は、年間利用額にカウントされません。あくまで日常決済の累計100万円が対象です。
初年度もエントリーと所定の同一銀行口座設定が必要です。所定の初年度は条件達成後2%となり、700万円達成時の追加5%は別途付与。2年目以降は前期利用額100万円未満1.1%、100万〜700万円未満2%、700万円以上7%という条件です。
裏を返すと、この条件は一度達成して終わりではなく、2年目以降は毎年判定されるということです。これから発行する方は「初年度のうちに、翌年から自動で条件を満たす仕組みを作っておく」と考えるのが実務的です。出典:三菱UFJ eスマート証券「三菱UFJカード決済(投信積立)」
7%還元の条件——現実的に狙えるのか?
公式ページも大手メディアも「最大7%!業界最高水準!」を前面に出しています。しかし条件は年間利用額700万円以上。月換算で約58万円をカード決済し続けることが前提です。
個人の日常利用だけでは現実的ではありません。本命は年間100万円利用で達成できる2%ラインです。医師・会社員・個人事業主など、ふるさと納税や固定費決済をカードに集約できる方であれば、意識せずに年100万円は超えます。
7%はロマン枠として理解しつつ、本命は2%——この前提で読み進めてください。
プラチナアメックス保有者の実績公開
半年でカード全体4,200pt・33,600マイルを積み上げた内訳
私は三菱UFJプラチナアメックスを半年ほど利用しており、クレカ積立・日常決済・コンビニや飲食店での特約店利用を含めたカード全体で、既存記事の当時の記録で約4,200グローバルポイントを獲得しています。各種マイルへの移行レートは1pt → 8マイルのため、換算すると33,600JAL・KrisFlyer・大韓航空マイル相当です。
このうちクレカ積立単体の獲得分を切り出すと、月10万円積立・1%還元で月200pt。半年分は約1,200ptです。残りは特約店(コンビニ・スーパー等の7%還元)や通常決済のポイントが積み上がったものです。
カード全体のマイル化戦略については、三菱UFJプラチナアメックス×KrisFlyer 実績記事で詳述しています。本記事ではクレカ積立分に絞って計算します。
改善後のシミュレーション——年38,400マイルの計算根拠
改定後・ポイントアップ特典適用(2%)の前提で、月10万円積立のケースを試算します。
| 条件 | 還元率 | 月間獲得pt | 年間獲得pt | KrisFlyer換算(×8) |
| 改定前(通常1%) | 1.0% | 200pt | 2,400pt | 19,200マイル |
| 改定後(通常1.1%) | 1.1% | 220pt | 2,640pt | 21,120マイル |
| 改定後(条件達成2%) | 2.0% | 400pt | 4,800pt | 38,400マイル |
条件達成(年100万円利用)の2%が適用されれば、積立だけで年間38,400マイルを積み上げられます。改定前の19,200マイルから2倍になる計算です。私自身は2026年6月からポイントアップ特典への参加登録を済ませ、このラインを狙いに行っています。
年会費22,000円は積立マイルだけで回収できるか
前提条件つきで損益を整理する
以下の計算は「月10万円積立・年間カード利用額100万円以上・ポイントアップ特典適用」という前提条件がすべて揃った場合の試算です。条件未達の場合は還元率が1.1%に下がるため、数字が変わる点に注意してください。
また、航空会社のマイル(JAL・KrisFlyer・大韓航空)へ移行する場合は、カード年会費22,000円とは別に、マイレージプログラム参加年会費3,300円と移行手数料6,600円/回がかかります。KrisFlyerへ年間上限内で年1回移す例では合計31,900円です。JALは1,900pt、大韓航空は3,800ptごとに6,600円かかるため、一律年31,900円とはなりません。
| 想定マイル価値 | 38,400マイルの価値 | カード年会費のみ差引 | 移行コスト込み差引 |
| 1マイル=1.5円換算 | 57,600円相当 | +35,600円 | +25,700円 |
| 1マイル=2円換算 | 76,800円相当 | +54,800円 | +44,900円 |
特典航空券として利用した場合のマイルの価値は、一般的に1マイル=1.5〜2円とされています。私自身の直近の使用(名古屋↔イスタンブール・KrisFlyer使用)では実質的に1マイル=2円超の価値を引き出しています。
移行コストを含めても、積立マイルだけで実質年間コストを上回るリターンが出る計算になります。さらに、プライオリティパスや招待日和などの付帯特典を実際に活用できる方であれば、年会費22,000円の回収はかなり現実的になります。
→ 積立以外のルートも含めた損益分岐点(条件付き年4,600pt(無料カード差・KrisFlyer年1回・1マイル1.5円))は、三菱UFJプラチナアメックスの損益分岐点で実績の明細から出しています。
7%を狙う人・2%で十分な人——判断基準を整理する
年間700万円以上の利用は、個人カードとしては相当のボリュームです。法人の経費決済も含めれば届く方もいますが、個人の日常利用だけでは現実的ではありません。
一方で、年間100万円のハードルは全く異なります。ふるさと納税(年間20〜30万円)、各種年会費(年間5〜10万円)、保険料・サブスクリプション・通信費の固定費決済(年間30〜40万円)、日常の食費・交通費(年間20〜30万円)を合算すれば、意識せずに100万円は超えます。私自身は勤務医という立場でこれらをカードに集約しています。
判断基準を一言で言うなら、「100万円を確実に達成できるなら2%は狙える。7%は副業・法人決済との組み合わせがなければ難しい」です。まずは2%の確保を最優先に設計してください。
まとめ——陸マイラーにとって今回の改善をどう活かすか
今回の三菱UFJカードのクレカ積立還元率改定で、プラチナアメックス保有の陸マイラーに影響する変化は3点です。
- 通常還元率が1.0%から1.1%にアップ(月10万円積立なら年間2,640ptに増加)
- 年間100万円利用でポイントアップ特典が適用され2.0%に到達(年38,400KrisFlyerマイル)
- 条件達成は、固定費をカードに集約するだけで現実的に狙えるライン
私自身は2026年6月から参加登録を完了し、次の半年で積立マイルがどれだけ変化するかを追跡します。アップデートはこの記事に追記予定です。
三菱UFJプラチナアメックスの総合レビュー(コンビニ還元・プライオリティパス・招待日和の全体像)はこちらで詳述しています。クレカ積立を4社で比較したい方はクレカ積立JALマイル還元率4社比較も合わせてご覧ください。
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よくある質問
三菱UFJプラチナアメックスのクレカ積立還元率は2026年6月から何%になりましたか?
通常還元率は1.1%です。ポイントアップ特典の参加条件(①三菱UFJ eスマート証券でのエントリー、②出金先指定口座またはマネーコネクトの設定、③カード引き落とし口座を三菱UFJ銀行に設定)を満たしたうえで、年間カード利用額100万円以上を達成すると2.0%になります。ただしこの年間利用額の条件は入会2年目以降に前年の利用額で判定されるもので、初年度もエントリー・同一銀行口座設定などが必要です。2%と700万円達成後の追加5%は適用期間・付与時期を別に確認します。
月10万円積立・条件達成の場合、KrisFlyer換算で年38,400マイル相当の獲得が可能です。なお、クレカ積立分は年間利用額にカウントされません。
三菱UFJカードのクレカ積立で2%還元を受けるための条件は何ですか?
3つの条件があります。
①三菱UFJ eスマート証券でのエントリー登録
②出金先指定口座に三菱UFJ銀行の口座を登録またはマネーコネクト自動入出金サービスの設定
③三菱UFJカードの引き落とし口座を三菱UFJ銀行に設定。
これら3条件を満たしたうえで、年間カード利用額100万円以上を達成することで2.0%が適用されます。この判定は入会2年目以降に前年の利用額で行われ、初年度もエントリー・同一銀行口座設定などが必要です。2%と700万円達成後の追加5%は適用期間・付与時期を別に確認します。なお、クレカ積立分は年間利用額にカウントされません。
三菱UFJカードのクレカ積立で最大7%還元は現実的ですか?
最大7.0%はプラチナアメックスで年間利用額700万円以上(月約58万円)が条件です。個人の日常利用のみでの達成は現実的ではありません。現実的なターゲットは年間100万円利用で達成できる2.0%ラインです。ふるさと納税・固定費・各種年会費などをカードに集約すれば達成できます。
三菱UFJプラチナアメックスの年会費22,000円はクレカ積立のマイルで元が取れますか?
月10万円積立・年間100万円利用・ポイントアップ特典適用の条件がすべて揃った場合、年間38,400KrisFlyerマイルが獲得できます。1マイル=1.5円換算で57,600円相当となり、積立マイルだけでカード年会費だけとの比較です。KrisFlyer年1回の総費用31,900円や、無料カードの積立価値6,600円を差し引く場合と分けてください。1マイル1.5円で評価する条件付き2%例では、57,600−31,900−6,600=19,100円相当の差です。
ただし、航空会社のマイル(JAL・KrisFlyer・大韓航空)への移行には別途、参加年会費3,300円と移行手数料6,600円/回がかかるため、KrisFlyerへ年1回移す仮定では年31,900円です。この場合の+25,700円は無料カードとの比較前の額です。無料カードの積立価値6,600円を差し引くと+19,100円相当です。JAL・大韓航空は移行上限ごとの手数料で別計算してください。
今すぐできる3つのアクション
① すでにカードを持っている方へ
ポイントアップ特典への参加登録が必要です。登録しないと2%は適用されません。三菱UFJ eスマート証券のマイページからエントリーしてください。
② まず「自分は何年目か」を確認する
初年度の利用額は次年度判定や700万円の追加分に関係します。対象期間・エントリー日を確認し、積立額や年会費を利用額に含めず、不要な支出を増やさないでください。
③ カードをまだ持っていない方へ
2026年6月1日より最大35,000円相当の新規入会キャンペーンが開始されています。
[三菱UFJプラチナアメックスを発行する(モッピー経由)](https://pc.moppy.jp/entry/invite.php?invite=nXE4A161&s_id=131013)
詳しくは三菱UFJプラチナアメックスの公式サイトでご確認ください。
年会費・移行費・無料カード比較の補足
1pt=8マイルへの移行には参加年会費3,300円と移行手数料6,600円が必要です。JALは1,900pt、スカイパスは3,800ptごとに手数料が増え、KrisFlyer年1回の費用をJALへ流用しません。移行は200pt以上100pt単位、3社合計年19,000ptまで。未交換残高の換算を獲得マイル実績とはしません。
月10万円の通常1.1%積立は年2,640pt。1マイル1.5円で全量評価しても31,680円相当で、年会費とKrisFlyer年1回移行費31,900円に220円不足。無料カードとの差額はさらに別比較です。最大7%は無条件ではなく、初年度の追加5%の時期も確認します。
2026年12月2日から付帯プライオリティ・パスは本人・家族それぞれ年10回無料、11回目以降35米ドル。ラウンジ以外・同伴者の料金と区別します。



