【2026年11月改悪】V NEOBANKデビット1.5%→1.25%|チャージ錬金の終わりと乗り換え先

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2026年7月31日、V NEOBANK(ブイネオバンク)のポイントプログラム改定が正式に発表されました。

私たちはこの記事の初版(2026年7月)で「将来的にVポイント特典が縮小・終了する可能性は否定できない」と書いていました。残念ながら、その通りになりました。

こぎマニ夫婦(内科医×FP3級)も実際にV NEOBANKデビットを発行して使っています。この記事では、公式発表をもとに「何がどう変わるのか」「10月末までに何をすべきか」「11月以降の乗り換え先」を順に整理します。

目次

結論|V NEOBANKデビットは2026年11月から「無条件1.5%」ではなくなります

2026-08-21 Vポイントの付与履歴。2026年8月16日付で「V NEOBANK デビットカード」から60ポイントが付与された明細行
2026-08-21 撮影/Vポイント(付与履歴) ※2026年7月の利用額4,000円に対する1.5%です

先に結論です。改定後の評価は次の通りです。

項目2026年10月末まで2026年11月1日以降
デビット還元率無条件1.5%1.25%
チャージ・公共料金・税金対象付与対象外
円普通預金ボーナス月50ポイント廃止
被振込ポイント1回20pt(月上限500pt)1回10pt(月上限250pt)

還元率の0.25%ダウンばかりが話題になっていますが、実質的な打撃は「チャージが付与対象外になったこと」のほうがはるかに大きいと考えています。

この記事の要点|10月末までに使い切り、11月から主役を外す

  • 還元率は11月から1.5%→1.25%へ引き下げ
  • チャージ・公共料金・税金・病院は対象外に
  • 解約は不要、控えカードへ役割を移すのが現実的
乗り換え先はクレカ使い分けマップで確認する

【公式発表】V NEOBANKの改悪4点——2026年11月1日から何が変わるか

ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)が2026年7月31日に公表した改定内容は、大きく4つです。

出典: ポイントプログラムの一部改定について(住信SBIネット銀行・2026年7月31日)

1. デビットカード還元率の引き下げ

月額合計1,000円以上の利用で還元という条件はそのままに、還元率が1.5%から1.25%へ引き下げられます。2026年11月1日以降に到着した売上確定データから適用されます。

2. ポイント付与対象外となる取引の大幅な追加

ここが最大の変更点です。公式に挙げられている対象外取引は次の通りです。

  • 電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、各自治体のPAY等、他社決済サービスへのチャージ
  • 鉄道(乗車券/特急券/定期券)
  • 公共料金
  • 各種税金、国民年金、国民健康保険料
  • 病院、診療所
  • 各種非営利団体への会費、寄付等

3. 円普通預金ボーナスの廃止

月末残高と翌月1〜5日の残高がいずれも10万円以上で付与されていた月50ポイントが、ポイントメニューから削除されます(2026年11月末の残高から適用)。

4. 被振込ポイントの半減

他行から1回1万円以上の振込があった場合のポイントが20ポイントから10ポイントへ、月間上限も500ポイントから250ポイントへ引き下げられます(11月1日入金分から)。

「無条件1.5%・対象外の店舗がほぼない」という、このカード最大の売り文句が、両側から削られた形です。

一番痛いのは還元率より「チャージ対象外」——錬金ルートが成立しなくなります

2026-08-21 住信SBIネット銀行アプリのデビット明細。2026年7月のご利用額4,000円、内訳は7月18日のau PAYチャージ4,000円の1件
2026-08-21 撮影/住信SBIネット銀行アプリ(デビット明細) ※このau PAYチャージ4,000円が2026年8月16日の60ポイント付与(1.5%)にあたります。2026年11月以降はコード決済へのチャージが対象外になります

V NEOBANKデビットが「最強」と呼ばれていた本当の理由は、チャージにもポイントが付く数少ないカードだった点にあります。ここを起点に他の決済サービスへ資金を移すことで、還元率を積み上げられたからです。

私たちが実践していたのは、モバイルSuicaへの高還元チャージルートでした。

  • V NEOBANKデビット → au PAY → VポイントPay → モバイルSuica
  • 内訳:デビット1.5%+au PAY 0.5%(Ponta)+VポイントPay 0.5%=約2.5%

ところが11月以降、au PAYは「コード決済へのチャージ」、モバイルSuicaは「交通系IC」に該当します。つまり起点の1.5%が1.25%に下がるのではなく、まるごとゼロになるという理解です。

残るのはau PAYとVポイントPayの各0.5%だけ。合計は約2.5%から約1.0%前後まで落ちる計算になります。

→ ルートの詳細と11月以降の扱いは モバイルSuicaへの高還元チャージ比較|2ルート実践 に追記しています。

さらに、公共料金・税金・病院での支払いも対象外です。金額が大きくなりやすい支出なので、「固定費をまとめてデビットに寄せていた」人ほど影響を受けます。

医療の現場にいる立場で付け加えると、病院・診療所が名指しで対象外になったのは率直に残念です。医療費は家計に占める割合が読みにくい支出なので、想定以上に目減りする可能性があります。

10月末までにやっておきたい3つのこと

2026-08-21 住信SBIネット銀行アプリのデビット明細。2026年1月のご利用額9,000円、内訳は1月26日プリペイドチャージ(Vポイント)3,000円、1月3日プリペイドチャージ(Vポイント)1,000円、1月2日ナナコのApple Payチャージ5,000円
2026-08-21 撮影/住信SBIネット銀行アプリ(デビット明細) ※2025年12月分の1,000円と合わせた10,000円が、2026年2月16日の150ポイント付与(1.5%)にあたります

改定は11月1日からです。裏を返せば、10月末まではこれまで通り1.5%が使えます。あわてて解約する必要はありません。

1. 貯まったVポイントを使い道へ回しておく

塩漬けにせず、SBI証券での投資や支払い充当に落としておきましょう。改定が続く局面では、ポイントを寝かせておくこと自体がリスクになります。 → 使い道の比較は Vポイントの使い道はどれが正解?投資・マイル交換・支払い充当を比較 をご覧ください。

→ ポイントを投資に回すには証券口座が必要です。まだ持っていない場合、松井証券なら100円から積立を設定できるので、少額のポイント原資でも試せます。

2. チャージ系の利用は10月末までに前倒しする

チャージで還元を取るなら、実質的な期限は10月末です。ただしau PAYへの他社カードチャージには月5万円という付与上限の目安があり、駆け込みで一気には動かせません。9月・10月の2ヶ月で計画的に使うイメージです。

3. 引き落とし口座としての役割を見直す

公共料金や税金に使っていた場合、11月以降はポイントが付きません。他のカードに付け替えるか、利便性重視で使い続けるかを10月中に決めておくと慌てずに済みます。

なお商号変更(2026年8月3日)にともない、他行からの振込名義は経過措置として2026年10月30日まで旧名称でも受け付けられる予定です。

V NEOBANKデビットの乗り換え先——3つの選択肢を比較

2026-08-21 住信SBIネット銀行アプリのデビット明細。2025年12月のご利用額1,000円、内訳は12月28日のナナコのApple Payチャージ1,000円の1件
2026-08-21 撮影/住信SBIネット銀行アプリ(デビット明細) ※年末の利用分のため、ポイント付与は2026年2月16日にずれ込んだとみられます

11月以降、どこに決済を移すか。私たちが現実的だと考える選択肢は3つです。

選択肢還元率向いている人注意点
V NEOBANKを継続1.25%審査なしで使えることを重視する人チャージ・公共料金・税金・病院は対象外
リクルートカード1.2%汎用性と年会費無料を重視する人モバイルSuicaチャージの付与は月3万円まで
プラチナプリファードへ集約1.0%〜決済額が大きく特約店・クレカ積立を使う人年会費33,000円

注目したいのは、1.25%と1.2%の差がほとんどなくなったことです。これまでは「1.5%対1.2%」で明確にV NEOBANKが有利でしたが、対象外取引の広さまで含めると、実効還元率で逆転するケースも十分にあり得ます。

モバイルSuicaへのチャージを重視するなら、ビューカード(JRE POINT1.5%)を直接使うほうが素直です。経由を挟まない分、手間も減ります。

私たち自身は日常決済を三井住友プラチナプリファードに集約しています。年会費33,000円は安くありませんが、クレカ積立3%と特約店7%まで含めた総額で判断しました。 → 判断の経緯は プラチナプリファードとゴールドNLの比較 に書いています。

→ 乗り換え先のカードをこれから発行するなら、申し込み前にモッピーを経由すると発行ポイントが上乗せされます。私たちは同じやり方でカード発行だけで約20万円相当を貯めました(実績はこちら)。

一方で、V NEOBANKを解約する必要はないとも考えています。年会費無料・審査なしという性質は変わらず、持っているだけならコストはかかりません。「主役から外して控えに回す」という整理が現実的です。

→ 決済先だけでなく経済圏ごと移す判断をした記録は、楽天カードをやめてVポイント経済圏へ移行した実録に書いています。

なお8月20日以降はdアカウント連携の特典が始まり、dカード連携なら初年度最大4.5%還元といったキャンペーンも案内されています。私自身はdカードも保有しているため、条件次第ではdポイント側も選択肢に入れています。

→ ただしこの「最大4.5%」は、dカード PLATINUM・初年度・上限内という3つの条件が揃った場合の数字です。年会費無料のdカード(一般)だと合計2.75%、マネックス証券特典の月500ポイント上限まで踏まえると、月5万円決済では実効2.25%という計算になりました。内訳は ドコモの銀行のdカード還元率は一般カードなら2.75%|最大4.5%の内訳と実効値 にまとめています。

→ dポイント側に寄せる場合、クレカ積立はマネックス証券×dカードの組み合わせが受け皿になります。私たちも保有しており、毎月の積立でdポイントが貯まります。

今回の改悪をどう読むか——他のNEOBANKブランドへの波及可能性

2026-08-21 Vポイントの付与履歴。2026年2月16日付で「V NEOBANK デビットカード」から150ポイントが付与された明細行
2026-08-21 撮影/Vポイント(付与履歴) ※2025年12月の1,000円と2026年1月の9,000円、合計10,000円に対する1.5%です

今回の改定を「V NEOBANK単体の話」として片付けるのは、少し楽観的かもしれません。同じプラットフォーム上では、d NEOBANK(本体)でも2026年5月にスマートプログラムの改定が実施されています。

つまり1年のうちに、同じ銀行システムの上で2度の見直しが起きていることになります。

ここから先は私たちの推測ですが、同一プラットフォーム上で提供されている他のNEOBANKブランドについても、同様の見直しが及ぶ可能性は否定できないと考えています。高還元デビットを起点にしたチャージルートは、提供側から見れば収益性の低い使われ方だからです。

⚠️ ただし現時点で、他のブランドについて改定の公式発表は確認できていません。あくまで「注視すべき流れ」として受け止めてください。

大きな流れとして言えるのは、「チャージ経由で還元率を積み上げる」手法そのものが年々狭くなっているということです。楽天Edyの上限見直しもそうでしたが、各社とも決済サービス間の資金移動には厳しくなっています。

ひとつのルートに家計を全面依存させないこと。改定情報が出たら期限までに動くこと。この2つが現実的な備え方だと考えています。

まとめ|V NEOBANKは「解約」ではなく「役割の縮小」で対応する

今回の改定を再整理します。

  • ⚠️ 2026年11月1日から、デビット還元率は1.5%→1.25%
  • ⚠️ チャージ・鉄道・公共料金・税金・病院などが付与対象外に。実質的な打撃はこちらのほうが大きい
  • ⚠️ 円普通預金の月50ポイントは廃止、被振込ポイントは20pt→10pt(月上限250pt)
  • 10月末までは1.5%が有効。Vポイントの使い切りとチャージ利用の前倒しを
  • ✅ 11月以降はリクルートカード(1.2%)やプラチナプリファードへの集約が現実的な受け皿
  • ✅ 年会費無料・審査なしは変わらないため、解約ではなく「控えに回す」のが妥当

初版で「依存しすぎないのが正解」と書いた判断は、結果的に正しかったと思っています。改悪が当たり前の時代は、この距離感がいちばん損をしません。まずは10月末までにできることから、順に片付けていきましょう。


※本記事は2026年8月時点の情報です。改定内容はドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の2026年7月31日付お知らせに基づきます。還元率・ポイント付与条件・キャンペーン内容は変更される可能性があります。ご利用前に各社の公式情報を必ずご確認ください。ポイントの獲得や特典の継続を保証するものではありません。

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この記事を書いた人

内科医 × FP3級の20代夫婦。共働きの家計から、投資・ポイ活・マイルの実践記録を残しています。

・クレカ積立4社の組み合わせで年間約16,500 JALマイル
・ワンワールド特典航空券を発券(イスタンブール→名古屋・2名/80,000マイル+46,620円)
・ハネムーンはイタリア・ドイツ・シンガポールで約109万円

数字はすべて自分たちの実際の明細と発券画面にもとづくものです。

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