自動車税のお得な払い方2026|楽天Edy改悪で1.5%ルートが終了、いま残る3つの手段を実録比較
「自動車税、楽天カードで払えますか?」
払えます。手数料もゼロです。
ただし2026年8月1日から、前提が変わりました。私たちこぎマニ夫婦が実際に使って還元1.5%相当を確定させていたルートが、事実上使えなくなっています。
この記事では、自動車税の払い方を2026年8月時点で整理し直します。何が使えなくなったのか、いま何が残っているのか、そして10月末という期限のことまで、実際に34,500円を払った記録と一緒にお伝えします。
結論|自動車税をお得に払う方法【2026年8月版】
先に結論からお伝えします。確実に使えるのは楽天カード経由の0.5%、10月末までの期間限定でV NEOBANKデビット→au PAYの1.5%、そしてJALカードSuicaの1.5%ルートは実質終了、という3択です。
いちばんお伝えしたいのは、「還元率が下がった」のではなく「金額の上限に引っかかって使えなくなった」という点です。
自動車税は数万円単位の支出です。月1万円しか動かせない経路では、そもそも払いきれません。詳しい比較表は記事の後半に載せています。
楽天Pay請求書払いで自動車税を払う仕組みと、手数料がゼロになる理由
自動車税の納付書には、eL-QRと呼ばれるバーコードが印字されています。これは地方税の共通QRコードのことで、対応アプリで読み取れば納付が完結する仕組みです。
楽天Payアプリの「請求書払い」機能でこれを読み取ると、楽天キャッシュまたは楽天ポイントで支払いが終わります。
メリットは3つあります。手数料がゼロであること(クレジットカードの直払いだと自治体によっては数百円のシステム利用料がかかります)、コンビニに出向かず自宅で完結すること、そして通常・期間限定を問わず楽天ポイントを消化できることです。
ただし注意点があります。支払い時のポイント付与は対象外です。
楽天公式が明記しているとおり、請求書払いの決済はポイント進呈の対象外となっています。つまり34,500円を払っても、その支払い自体には楽天ポイントは付きません。
では還元はゼロかというと、そうではありません。楽天キャッシュへ「チャージする段階」での還元は別の話だからです。ここが、この記事の全体を通しての要点になります。
楽天Edy改悪で1.5%ルートが崩れた理由——自動車税34,500円と月1万円の壁
2026年8月1日、楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ上限が、月10万円から月1万円に縮小されました(出典:楽天キャッシュ会員規約改定)。
私たちが使っていたのは、JAL CLUB-AゴールドカードSuica → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュという4ステップのルートです。
このルート自体が閉鎖されたわけではありません。各ステップのマイル付与も、2026年8月時点では従来どおり続いています。問題は、3番目の「楽天Edy → 楽天キャッシュ」が月1万円で頭打ちになったことです。
自動車税34,500円を払うには、単純計算で3ヶ月以上かけて楽天キャッシュを積み上げる必要があります。納期限は5月末ですから、これでは間に合いません。
還元率は1.5%のままなのに、使える金額が5分の1になった——それが今回の改定の本質です。楽天Pay全体への影響は楽天ペイ改悪で乗り換えは必要?2026年8月Edy1万円上限の対策にまとめています。
【改定前の記録】JALカードSuicaルートで自動車税34,500円を払った実録
以下は2026年5月、上限が月10万円だった時期の記録です。現在は同じ方法では再現できませんが、還元がどう積み上がるかの構造は今も参考になるので残しておきます。
還元の内訳はこうなっていました。
| ステップ | 獲得 | 還元率 |
|---|---|---|
| JALカードSuica→ANA Payチャージ | JALマイル | 1.0% |
| ANA Pay→楽天Edyチャージ | ANAマイル | 0.5% |
| 楽天Edy→楽天キャッシュ変換 | なし | — |
| 楽天キャッシュで請求書払い | ポイント付与なし | — |
チャージ段階で発生するマイルは、楽天Payの「請求書払いはポイント対象外」というルールとは独立しています。だから請求書払いの制約を受けずに、34,500円に対して以下が確定しました。
| 種別 | 獲得数 | 換算価値(参考) |
|---|---|---|
| JALマイル(1.0%) | 345マイル | 690円相当(2円/マイル換算) |
| ANAマイル(0.5%) | 172マイル | 258円相当(1.5円/マイル換算) |
| 合計 | 517マイル相当 | 約948円相当 |
楽天カード直払い(172ポイント=172円相当)と比べると、約5.5倍の還元価値でした。
実際の手順も残しておきます。愛知県の自動車税34,500円を、楽天Payアプリの「請求書払い」から納付しました。

コード・QR払い画面から「請求書払い」を選び、納付書のeL-QRをカメラで読み取ると、金額が自動で表示されます。

事前にチャージ済みの楽天キャッシュから支払って完了です。所要時間は約2分でした。
同じ日にガソリン給油でもこのチャージを使っています。その店舗は楽天キャッシュに対応しておらず、楽天Edyで決済しました。
| 支払い | 金額 | JALマイル | ANAマイル |
|---|---|---|---|
| 自動車税 | 34,500円 | 345マイル | 172マイル |
| ENEOSガソリン代 | 6,437円 | 64マイル | 32マイル |
| 合計 | 40,937円 | 409マイル | 204マイル |
ルートの構築手順そのものはJALカードsuica×ANA Pay→楽天キャッシュ|全手順と還元率で解説しています。
2026年8月〜10月末|V NEOBANKデビット→au PAYで自動車税を払う
では8月以降どうするか。私たちが切り替えたのは、V NEOBANKデビット(1.5%) → au PAYへチャージ → au PAY請求書支払いというルートです。
還元は起点のデビット1回分だけです。34,500円なら 34,500×1.5%=約517ポイントという計算になります。
au PAYの請求書支払い自体は手数料無料ですが、ベースポイントの加算対象外です(自動車税は2023年4月1日以降、加算されない扱い)。つまり楽天Payと同じで、還元はチャージ段階でしか取れません。
このルートの利点は上限です。au PAYへの他社カードチャージには月5万円という付与上限の目安があり、自動車税34,500円ならこの枠に収まります。楽天Edyの月1万円と違い、1回で払いきれるのが大きな差です。
⚠️ ただし期限があります。V NEOBANKデビットは2026年11月1日から、還元率が1.25%へ下がるだけでなく、チャージと税金の支払いがどちらもポイント付与の対象外になります。還元を取れるのは実質的に10月末までです。
詳細は【2026年11月改悪】V NEOBANKデビット1.5%→1.25%|チャージ錬金の終わりと乗り換え先にまとめました。
11月以降の自動車税はどうするか——チャージ錬金そのものが狭くなっています
正直にお伝えすると、11月以降の答えは私たちもまだ決めていません。 別のカードからau PAYへチャージする形を検討していますが、どのカードにするかは未定です。決まり次第この記事に追記します。
現時点で言えるのは、確実に使える選択肢として楽天カード経由の0.5%が残っていることです。派手ではありませんが、上限の心配がなく手数料もかかりません。楽天キャッシュへのチャージ元をまだ持っていない方は、ここから用意しておくと来年の納付期でそのまま使えます。
なお、こうしたカードを新しく発行するときは、ポイントサイトを経由すると発行時のポイントも受け取れます。私たちはモッピーを使っており、経由の有無だけで数千円分の差が出ることもあります。
もう少し引いて見ると、楽天Edyの上限縮小もV NEOBANKの改定も方向は同じです。決済サービス間で資金を移して還元率を積み上げる手法そのものが、年々狭くなっています。 提供側から見れば収益性の低い使われ方なので、締められる流れ自体は自然とも言えます。
ひとつのルートに家計を全面依存させないことが、結局いちばんの備えになるのだろうと考えています。
自動車税の支払い方法と還元率の比較【2026年8月版】
| 支払い方法 | 手数料 | 還元率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 現金(コンビニ) | なし | 0% | 納税証明書が即発行される |
| クレジットカード直払い | あり(数百円) | 1%前後 | 手数料で相殺されることも |
| 楽天カード→楽天Pay | なし | 0.5% | 上限の制約なし。現状の基本形 |
| JALカードSuica→ANA Pay→楽天Edy→楽天Pay | なし | 1.5%相当 | 月1万円上限で自動車税には非現実的 |
| V NEOBANKデビット→au PAY | なし | 1.5% | 10月末まで。月5万円が付与上限の目安 |
→ 表のとおり11月以降に残るのは楽天カード→楽天Payの0.5%です。浮いた分を積立に回すなら、楽天キャッシュ決済に対応する楽天証券が受け皿になります。
車検が近い場合はコンビニ払いを選んでください
キャッシュレス納付には共通の注意点があります。納税証明書が発行されません。
運輸支局への納税情報の反映に数営業日から最大2週間程度かかるため、6月初旬に車検があるような場合は、現金でコンビニ払いをして紙の納税証明書を受け取るほうが安全です。期限に余裕があればキャッシュレスで問題ありません。
まとめ
2026年8月時点の自動車税の払い方を整理します。
✅ 楽天Pay請求書払いは手数料ゼロ・自宅完結。ただし支払い時のポイント付与はない
✅ 還元はすべて「チャージ段階」で決まる。どのカードを起点にするかがすべて
✅ JALカードSuicaルート(1.5%)は月1万円上限で実質終了。34,500円は払いきれない
✅ V NEOBANKデビット→au PAYなら1.5%を維持できるが、期限は10月末
✅ 確実に残るのは楽天カード経由の0.5%。地味でも上限の制約がない
自動車税は毎年必ず来る支出です。まずは手元の納付書とアプリを開いて、どの経路なら期限内に払いきれるかを確認してみてください。
→【あわせて読みたい】JALマイル貯め方完全ガイド
→【あわせて読みたい】モバイルSuicaへの高還元チャージ比較|2ルート実践
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。各サービスの仕様・還元条件は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
自動車税を楽天Payで払うとポイントはつきますか?
楽天Pay請求書払いの支払い時にはポイントは付与されません。ただし楽天キャッシュへの「チャージ段階」での還元は別途発生します。楽天カードからのチャージなら0.5%が得られます。
楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージが月1万円になったと聞きました。自動車税は払えますか?
楽天キャッシュの残高が足りていれば払えますが、楽天Edy経由で新たに用意できるのは月1万円までです。自動車税は数万円になることが多いため、このルート単独で当月中に払いきるのは難しいのが現状です。
au PAYの請求書支払いならポイントは付きますか?
支払い時のベースポイントは加算対象外です。自動車税については2023年4月1日以降、加算されない扱いになっています。還元を得たい場合はチャージ元のカードで取ることになります。
V NEOBANKデビット→au PAYのルートはいつまで使えますか?
2026年11月1日から、V NEOBANKデビットはチャージと税金の支払いがポイント付与の対象外になります。還元を目的とするなら実質的な期限は10月末です。カード自体が使えなくなるわけではありません。
楽天Pay請求書払いで納税証明書は発行されますか?
発行されません。納税情報が運輸支局に反映されるまで数営業日〜最大2週間かかります。6月初旬など車検が近い場合は、現金でコンビニ払いをして紙の納税証明書を受け取ることをおすすめします。
JALカードSuica以外のカードでも同じルートは使えますか?
JAL CLUB-AゴールドカードのSuicaブランド限定のルートです。VISAやMastercard、AmexブランドのJALカードからANA Payへのチャージはショッピングマイル積算対象外となるため、このルートで還元を得るにはSuicaブランドが必要です。



