<この記事を読んでわかること>
- JALマイレージバンク(JMB)の基本とフライトマイルに頼らない陸マイラー戦略の全体像
- ANAマイル・KrisFlyerとの比較と「2026年にJALマイルを選ぶべき理由」
- 医師が実践する年間13万JALマイル超の3ルートと全内訳の実績数字
- モッピードリームキャンペーンで月6,000マイルを定額積立する仕組みとチケコミ活用の月次コスト
- 余剰ポイント(月約2,500P・年間30,000P)をPonta・dポイントキャンペーン経由で60〜62.5%に変換する「捨てポイントゼロ戦略」
- JALカードSuica × ANA Pay の二重取り(JALマイル1%+ANAマイル0.5%)とえきねっと8%還元の実態
- クレカ積立4社の実質マイル還元率(JALマイル換算)比較
- ワンワールド特典航空券でカタール航空を使い燃油サーチャージを無料にする出口戦略と必要マイル数テーブル

「JALマイルって、飛行機に乗らないと貯まらないんでしょ?」
違います。
私はアラサーの現役内科医です。フライトマイルは年に1回の海外旅行でせいぜい1万マイルくらい。それでも2026年現在、年間13万マイル以上のJALマイルを3つのルートで淡々と積み上げています。
フライトマイルだけで年間10万マイルを貯めようとすると、東京〜ニューヨーク往復を7〜8回繰り返さなければなりません。普通の生活では非現実的な数字です。
一方、陸マイラーとしてクレジットカード・ポイントサイト・クレカ積立を組み合わせれば、年間10万マイルどころか13万〜15万マイルが現実の射程に入ります。
実際に貯めたJALマイルで、夫婦2人分のヨーロッパ復路(イスタンブールから名古屋)特典航空券を発券しました。自己負担は燃油サーチャージの2人分46,620円のみ。正規運賃なら1人あたり20〜35万円かかる路線です。
この記事では、年間13万JALマイルを生み出す私の3ルートの全内訳を、数字をすべて出して解説します。
→ KrisFlyerマイルの貯め方はクリスフライヤーマイルの貯め方【2026年完全版】
→陸マイラー全体の戦略は陸マイラーのマイル貯め方【2026年完全版】をあわせてご覧ください。
JALマイレージバンク(JMB)の基本|有効期限・積算率・入会方法
JALマイルを貯め始める前に、プログラムの基本スペックを押さえておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラム名 | JALマイレージバンク(JMB) |
| 運営 | 日本航空(JAL) |
| アライアンス | ワンワールド |
| マイルの有効期限 | 積算月から36ヶ月(3年間) |
| 入会費・年会費 | 無料 |
| 最低積算単位 | 1マイル |
| フライトマイル積算率 | 運賃クラスにより50〜150%(エコノミー最安クラスは50%) |
| ショッピングマイルプレミアム | 年間4,950円(税込)で通常の2倍のショッピングマイルが積算 |
| 提携航空会社 | ブリティッシュエアウェイズ・カタール航空・フィンエアーなど15社以上 |
JALマイルの有効期限は36ヶ月と標準的ですが、積算のたびに期限がリセットされるわけではなく、各マイルの積算月から個別にカウントが始まる点に注意が必要です。計画的に使い切るスケジュールを立てることが失効対策の基本です。
JALマイレージバンクへの登録は無料で、JAL公式サイトからメールアドレスと基本情報のみで完了します。マイルを貯め始める前に必ず登録しておきましょう。
フライトマイルだけでは年間10万マイルに届かない理由
日本人の平均的な旅行スタイルでフライトマイルを計算すると、年間獲得マイルは数千〜1万マイル程度にとどまります。
たとえばエコノミークラスの最安値運賃でのマイル積算率はクラスにもよりますが、概ね50%です。東京〜ヨーロッパ往復でも、フライトマイルは6,000〜8,000マイル程度。しかも近年は格安運賃の普及で積算率のさらなる低下が続いています。
陸マイラーの強みは、「飛行機に乗らなくても」年間10万マイル超を現実的に狙えることです。 ここから紹介する3ルートを組み合わせると、フライトマイルに頼らない年間13万マイルという数字が見えてきます。
JALマイルをANA・KrisFlyerと比較|2026年に選ぶべきマイルプログラムはどれか
陸マイラーを始める際の最初の迷いポイントです。私なりの結論から先に出します。
私の2026年の最適解はJAL×KrisFlyerの2軸戦略です。その理由を比較で説明します。
ANAマイルを「主軸」に据えない理由
2026年1月、ANAマイル積算の陸マイラー定番ルートだったみずほルート(交換率70%)が新規申込終了しました。現在の主流はVポイントルート(50〜60%)ですが、旧来より効率が落ちています。
加えて、スターアライアンス特典航空券の空席照会をしてみると、人気路線・繁忙期の空席がANAマイルで確保しにくいという現実があります。



ほぼ全ての日程で「空席待ち」になっている印象です
私はANA Payを決済に使ってANAマイルを少量積み上げていますが、主軸には据えていません。
JALマイルを主軸にする理由
- モッピードリームキャンペーンにより実質80%交換レートを継続中(業界最高水準)
- ワンワールド加盟により燃油サーチャージ無料のカタール航空で特典発券が可能
- JALカードSuicaのえきねっと経由新幹線が最大8%〜10%還元(JREポイント→JALマイル66.6%移行)
- JAL特約店(イオン・ファミリーマート等)での利用でショッピングマイル積算率アップ
- 特典航空券の空席照会でワンワールド加盟15社以上の便を一括で確認できる
KrisFlyerをサブ軸にする理由
シンガポール航空自社便の特典航空券は燃油サーチャージがほぼゼロです。JAL自社便でヨーロッパへ飛ぶと1人往復7万円前後の燃油代が発生しますが、KrisFlyerで同路線を発券するとこれがほぼゼロになります。
またJALがワンワールド加盟航空会社であるのに対して、シンガポール航空はスターアライアンスに加盟しております。アライアンスの分散が効きつつ、ANAよりも空席が多い、かつ燃油サーチャージがないKrisFlyerはJALと相性がいいです。
私のKrisFlyerマイルの詳細はKrisFlyerハブ記事で解説しているため、この記事ではJALマイルに集中します。
【全内訳公開】年間13万JALマイルを生み出す3ルートの実績数字
小難しい話の前に、数字から出します。
| ルート | 年間JALマイル | 月間コスト |
|---|---|---|
| ① JALカードSuica × ANA Pay(日常決済・新幹線) | 約33,000マイル | カード年会費のみ |
| ② クレカ積立4社(投資の副産物) | 約16,500マイル | 移行手数料のみ |
| ③ モッピードリームキャンペーン(定額積立) | 約72,000マイル | 約11,000円 |
| 余剰ポイント転換(Ponta62%キャンペーン時) | 約18,750マイル | ③のコストに含む |
| 合計(Pontaキャンペーン活用時) | 約140,250マイル | 約11,000円/月 |
JALマイルの有効期限は36ヶ月です。このペースで積み上げると、36ヶ月で40万マイル超が蓄積できる計算になります。夫婦2人ビジネスクラス・ヨーロッパ往復(必要マイル数の目安:約400,000マイル)が、3〜5年のスパンでリアルな目標になります。
では3ルートそれぞれを詳しく解説します。
ルート①|JALカードSuica × ANA Payで年間40,000マイルをほったらかし積立
JALカードSuica CLUB-Aゴールドの基本スペック
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、JALマイルを直接積み上げる私のメインカードです。
- 基本ショッピングマイル積算率:1%(JALマイル直接付与)
- 年会費:20,900円(税込)
- ショッピングマイルプレミアムに自動加入
- JAL特約店での利用:通常の4倍(還元率2%)のマイル積算率
- フライトボーナスマイル:搭乗時に通常の25%上乗せ
えきねっと経由の新幹線予約がJALマイラーに刺さる理由
JALカードSuicaが他のJALカードと一線を画すのは、JRとの連携です。
えきねっとで新幹線を予約すると、JREポイントが最大10%還元で積み上がります。東海道新幹線でも8%還元が得られます。
そしてこのJREポイントは、JALマイルへ66.6%のレートで移行可能です。
たとえば名古屋〜東京の新幹線を年間20回(往復10回)利用する場合:
片道約11,500円 × 20回 = 230,000円
→JREポイント 18,400ポイント(8%還元)
→ JALマイル換算(66.6%)= 約12,254マイル
移動するだけで1万2千マイルが積み上がる計算です。
私は医師という職業柄、学会・講演会・出張での移動が多いので、新幹線で高還元であるこのカードとの相性が良いです。また年に数回は名古屋〜広島間を往復するので、がっつり貯まりますね。
さらに、JALマイルでの搭乗時にはフライトマイルとカード決済マイルの両方が積算されます。陸も空もカバーできる設計です。
ANA Pay二重取りで実質還元率を上積みする
ここが多くのJALカードユーザーが気づいていない差分ポイントです。
2026年3月現在、JALカードSuica CLUB-AゴールドはANA Payへのチャージでも1%のJALマイル還元率を維持できます。そしてANA Pay決済を行うと、さらに0.5%のANAマイルが別途付与されます。
※JALカードでもVISAやMastercardブランドでのANA payへのチャージはマイル積算対象外となっています。
結果:
・JALマイル:1.0%(チャージ時)
・ANAマイル:0.5%(決済時)
「1枚のカードで2種類のマイルが同時に積み上がる」二重取りです。ANAマイルも少量ながら積み上がるため、ANA Pay経由でのさらなるポイント連携ルートを将来的に活用することもできます。
ルート①の年間内訳(概算)
- 日常カード決済(月約15万円):1,500マイル×12ヶ月 = 18,000マイル
- えきねっと新幹線(JREポイント→JAL変換):約10,000マイル
- 年間ボーナスポイント(100万円利用時):3,330マイル
- フライトボーナス・搭乗時積算:約2,000マイル
- 小計:約33,300マイル
設定は最初の一度だけ。あとはほったらかしで毎月自動積算されます。
→ 詳細なカード5枚の使い分け設計とシーン別最適化はクレジットカード使い分け完全マップをご覧ください。
ルート②|クレカ積立4社で年間16,500マイルを投資の副産物として得る
仕組みは3ステップ
新NISAや課税口座での投資信託積立をクレジットカード払いに設定するだけで、積立額に応じたポイントが毎月自動付与されます。そのポイントをJALマイルに交換する流れです。
投資はどうせやる行動です。それをJALマイルに変換するのは純粋な付加価値。追加コストはほぼゼロです。
4社の実質マイル還元率比較(JAL換算)
ここで重要なのは「表面上の積立還元率」ではなく、実質マイル還元率(積立額に対して最終的に何マイルになるか)で比較することです。
| 証券会社 | カード | 積立還元率 | 貯まるポイント | JAL交換レート | 実質マイル還元率 |
|---|---|---|---|---|---|
| マネックス証券 | dカード | 1.1% | dポイント | 0.5倍(キャンペーン時0.55〜0.6倍) | 0.55%(キャンペーン時上振れ) |
| 松井証券 | JCBゴールド | 最大1.0% | Jポイント | 0.6倍 | 最大0.6% |
| SBI証券 | 三井住友ゴールドNL | 最大1.0% | Vポイント | ANAマイル0.5倍 | 0.5%(ANA) |
| 三菱UFJeスマート証券 | 三菱UFJプラチナアメックス | 1.0% | グローバルポイント | JAL 1.6倍(プラチナ限定) | 別格 |
三菱UFJプラチナアメックスのグローバルポイントは他と単位が異なります。プラチナカード保有者は1グローバルポイント=8マイルという業界最高水準のレートでJALマイルに移行できます。
計算がやや複雑ですが、還元率1%というのはグローバルポイント1ptを5円で使った場合ですので、実際に10万円をクレカ積立した場合
獲得できるグローバルポイントは10万×1%÷5=200ptとなります。
そして1pt=8マイルですから200pt×8=1,600JALマイルとなります。
そのため、「積立額10万円に対するJALマイル還元率」は1.6%となります。
私の4社年間内訳
私は月合計35万円のクレカ積立を4社で実施しています。
- SBI証券 × 三井住友ゴールドNL:月10万円 → 年間12,000Vポイント(JAL or ANAマイルへ)
- マネックス証券 × dカード:月5万円 → 年間6,600dポイント(JALマイルへ・キャンペーン待ち)
- 松井証券 × JCBゴールド:月10万円 → 年間12,000Jポイント(JALマイルへ・0.6倍)
- 三菱UFJeスマート証券 × 三菱UFJプラチナアメックス:月10万円 → 年間12,000グローバルポイント(KrisFlyer or JALマイルへ)
このクレカ積立で得たマイルを全てJALマイル換算した場合、年間合計:年間約16,500マイル相当
→ 各社の詳しい移行手順と実質マイル還元率の全比較はクレカ積立のJALマイル還元率4社比較【2026年版】をご参照ください。
ルート③|モッピードリームキャンペーンで月6,000マイルを定額積立する
3ルートの最大の柱です。年間72,000マイル以上を生み出します。
ドリームキャンペーンとは何か
モッピーは数年前からJALマイルへの交換レートが実質80%になる「ドリームキャンペーン」を継続実施しています。2026年1月〜3月末も延長継続中です(以降も延長が繰り返されてきた実績があります)。
通常、ポイントサイトからJALマイルへの交換レートは50%が業界標準です。 ドリームキャンペーンはその標準から30ポイントも高い実質80%を実現する、陸マイラー必須の仕組みです。
仕組みの核心: 12,000Pを交換すると6,000JALマイルに変換されます。その後、翌月末に「スカイボーナス」として4,500Pが還元されます。実質的に7,500Pで6,000マイルを獲得したことになり、これが実質80%の正体です。
キャンペーン適用の3条件(2026年版)
条件①:交換月の当月に合計10,000Pを「広告利用のみ」で獲得(承認済確定分が対象)
条件②:交換月にモッピーの「ゴールド会員」であること ゴールド会員の維持条件:広告タイプA(○P表記)とB(○%P表記)それぞれ1件以上承認+合計10,000P以上承認
条件③:1回の交換で12,000Pを一括でJALマイルに交換する(分割不可)
⚠️ 必ず「10,000P獲得→その後12,000P交換」の順番で行うこと。逆順では対象外になります。
私が毎月実践する「チケコミを使った月次定額積立」の仕組み
条件①(月10,000P獲得)を毎月安定して達成するため、私はチケコミというモッピーの案件を活用しています。
チケコミはモッピーの「月額サービス」カテゴリに掲載されているチケット・コンテンツ購入サービスです。簡単にいうと漫画サイトへの課金で、漫画を読むために必要なチケットを購入する感じですね。購入後約30分でポイントが付与され、24時間経過後に解約できます(月末日は24時間縛り解除)。
私の毎月の実際のフローはこうなります。
毎月の手順:
- チケコミ(11,000円プラン相当)を購入→ 約9,000P付与
- 別の小案件で1,000P以上を獲得 → 合計10,000P確定(条件①達成)
- 前月のスカイボーナス4,500Pも残高に加算されている状態で12,000Pを一括交換 → 6,000JALマイル獲得
- 翌月末に4,500Pが「スカイボーナス」として還元される
月次収支の実態:
| 項目 | 金額・ポイント |
|---|---|
| チケコミ購入(手出し) | ▲11,000円 |
| 獲得Pからの交換マイル | +6,000マイル/月 |
| スカイボーナス(翌月) | +4,500P(次月の12,000P交換の原資に) |
| 月次余剰ポイント | +約2,500P(後述) |
| 1マイルあたりの実質取得コスト | 約1.6〜1.76円/マイル |
JALマイルの特典航空券利用時の価値は一般的に2〜10円/マイルとされています。1.6〜1.76円で取得できれば、特典発券時に実質2〜6倍の価値になる計算です。
年間換算:6,000マイル × 12ヶ月 = 72,000マイル
年間コスト:11,000円 × 12ヶ月 = 132,000円
【捨てポイントゼロ戦略】余剰ポイントをPonta・dポイント経由でJALマイルへ高変換する
ここが他のJALマイルハブ記事にほぼ書かれていない、私の運用の核心部分です。
なぜ余剰ポイントが毎月2,500P発生するのか
月次フローを追うと、受け取った4,500Pスカイボーナスのうち12,000P交換に充てる分(12,000P)の一部として使いながら、チケコミで獲得した9,000P+他案件1,000P以上+前月スカイボーナス4,500P=14,500Pが月間に手元に存在します。
ここから12,000Pを交換に使うと毎月約2,500Pが余剰として蓄積されていきます。
※他案件(クレカ発行や楽天市場、Qoo10での購入)でどれだけポイントを獲得するかで、余剰ポイントが増減します。
この余剰ポイントが年間で約30,000Pになります。
余剰ポイントの転換先3パターンと比較
| 転換方法 | レート | 年間30,000Pからの獲得マイル | タイミング |
|---|---|---|---|
| モッピー→JAL直接(通常) | 50% | 15,000マイル | いつでも |
| モッピー→dポイント→JAL(通常) | 50%×α | 約15,000マイル前後 | いつでも |
| モッピー→Pontaポイント→JAL(通常時) | 50% | 15,000マイル | いつでも |
| モッピー→Pontaポイント→JAL(キャンペーン時62.5%) | 62.5% | 18,750マイル | 年1〜数回 |
| モッピー→dポイント→JAL(キャンペーン時55%) | 55% | 16,500マイル | 年1〜数回 |
Pontaポイント経由キャンペーンの現状(2026年3月最新)
2026年3月現在、PontaポイントからJALマイルへの交換レートが25%増量(実質62.5%)というキャンペーン過去最高水準が実施中です(2026年3月31日まで)。
通常50%→キャンペーン時62.5%。30,000Pを62.5%で変換すると18,750マイルになります。
Pontaキャンペーンの開催タイミングは年に数回で、3月(JAL決算期に合わせた毎年恒例)、7月、11〜12月頃に開催される傾向があります。余剰ポイントはすぐに変換せず、Pontaポイントに移しておいてキャンペーンを待つのが最適解です。
dポイント経由キャンペーンの現状
2026年2〜3月には「dポイント→JALマイル10%増量キャンペーン(通常50%→55%)」が実施されました。Pontaキャンペーン(62.5%)より還元率は低いですが、開催頻度はdポイントのほうが多い傾向があります。
私の年間余剰ポイント運用カレンダー(目安):
- 1〜2月:dポイント経由キャンペーンを監視
- 3月:Pontaキャンペーン(毎年恒例・今年は62.5%)に全力投入
- 4〜6月:余剰ポイントをPontaに蓄積して次のキャンペーン待機
- 7月:Pontaキャンペーン開催有無を確認
- 8〜10月:引き続き蓄積
- 11〜12月:Ponta・dポイント双方のキャンペーンを確認して最高レートで一括変換
もちろん、ゲリラ的にキャンペーンが開催されることも多いので、お得と判断すればその都度使っていきます。
この「待つ」という戦略が、同じ30,000Pから最大3,750マイル(通常比+25%)の上乗せを生み出します。
なお、JALが年1〜2回実施するクレカポイント移行最大25%増量キャンペーンでは、アメックスMR(MRプラス加入時・20%増量)、永久不滅ポイント(20%増量)、Jポイント(10%増量)なども対象になります。
複数のポイントを保有している場合は、このキャンペーン期間中にまとめて移行することで全体のマイル単価をさらに下げることができます。
出口戦略|ワンワールド特典航空券でカタール航空を選ぶ理由と必要マイル数
貯めたマイルをどう使うかが、陸マイラーとして最も重要な意思決定です。
JALマイルの最強の出口:ワンワールド特典航空券×カタール航空
JALマイルはワンワールド加盟15社以上の便に特典航空券を発券できます。 この中で「燃油サーチャージが無料になる航空会社」を選ぶことが出口戦略の核心です。
カタール航空(QR)は、JALマイルで発券した特典航空券でも燃油サーチャージが無料になります。
ANAやJAL自社便でヨーロッパへ飛ぶと、燃油サーチャージだけで1人往復5〜7万円が現金で発生します。夫婦2人なら10〜14万円が航空券代とは別にかかります。カタール航空を経由することで、これがゼロになります。
主要路線の必要マイル数(ワンワールド特典航空券・2026年最新・片道目安)
| 出発地 | 目的地 | エコノミー | ビジネス | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 東南アジア | 約17,000マイル | 約43,000マイル | |
| 日本 | インド | 約24,000マイル | 約58,000マイル | |
| 日本 | 中東・トルコ | 約38,000マイル | 約78,000マイル | カタール航空利用可 |
| 日本 | ヨーロッパ | 約38,000〜40,000マイル | 約78,000〜80,000マイル | カタール航空利用可 |
| 日本 | ハワイ | 約35,000マイル | 約60,000マイル | |
| 日本 | 北米(本土) | 約40,000マイル | 約80,000マイル |
※必要マイル数は出発地・路線・混雑度・アワードクラスにより変動します。空席照会は発券の360日前から可能です。
私の実績: イスタンブール復路(夫婦2名・エコノミー)をJALマイル80,000マイルで発券。燃油サーチャージは2人分で46,620円(正規運賃比較で夫婦40〜70万円の節約)。同じくワンワールド加盟航空会社のフィンエアーとブリティッシュエアウェイズを組み合わせている。
特典航空券の空席照会は、人気路線・繁忙期は早めに確認するほど空席が確保しやすいです。発券候補の旅程は1年前から目星をつけておくことを強くおすすめします。
→ ワンワールド特典航空券の実際の空席確保・発券手順はワンワールド特典航空券でヨーロッパへで実録を公開しています。
年間JALマイル全内訳の最終計算
3ルート+余剰ポイント転換の全体像をまとめます。
| ルート | 年間マイル(通常時) | 年間マイル(キャンペーン活用時) |
|---|---|---|
| ① JALカードSuica × ANA Pay | 33,000 | 33,000 |
| ② クレカ積立4社 | 16,500 | 16,500〜(dポイントキャンペーン時上振れ) |
| ③ モッピードリームキャンペーン | 72,000 | 72,000 |
| 余剰ポイント転換(30,000P) | 15,000 | 18,750(Ponta62.5%時) |
| 合計 | 136,500マイル | 140,250マイル |
年間コストは約132,000円(チケコミ11,000円×12ヶ月)。 1マイルあたりの平均取得コストは約0.90〜0.92円。特典航空券として2〜5円/マイルの価値で使うと、年間コストに対して2〜5倍のリターンが得られる計算です。
今すぐ始める3ステップ
STEP1:JALマイレージバンク(JMB)に無料登録する
JAL公式サイトからメールアドレスと基本情報のみで登録完了です。マイルを貯める「受け皿」を最初に作っておくことが必須です。
STEP2:モッピーに登録してゴールド会員を目指す
モッピーへの無料登録が最初の一手です。クレカ発行などの案件を進めながらゴールド会員(広告タイプA・B各1件以上+合計10,000P承認)を達成すれば、ドリームキャンペーンが解禁されます。
ゴールド会員になる際にも「チケコミ+楽天市場での購入」で達成できます。
登録後はJALドリームキャンペーンの通知をオンにして、開催を見逃さないようにしましょう。
STEP3:JALカードSuica+クレカ積立を設定して半自動化する
日常決済をJALカードSuicaに集約し、新幹線予約はえきねっと一択にする。クレカ積立の設定は一度やれば毎月自動でポイントが積み上がります。月1回ポイント残高を確認するだけで、年間49,500マイルがほぼ自動で発生し続けます(ルート①②合計)。
医師や共働き夫婦など多忙な方ほど、「一度設定してあとはほったらかし」というこの仕組みと相性が抜群です。
よくある質問(FAQ)
Q. JALマイルとANAマイル、どちらを貯めるべきですか?
A. 2026年時点では陸マイラーにとってJALマイルのほうが積み上げ効率が高い場面が増えています。モッピードリームキャンペーンの実質80%交換レートが継続している点と、ワンワールド特典航空券でカタール航空を使えば燃油サーチャージが無料になる点が主な理由です。ANAはみずほルート終了でポイントサイト経由の高レート交換ルートが縮小しており、特典航空券の空席照会でも人気路線は取りにくい状況が続いています。
Q. モッピードリームキャンペーンの条件はなんですか?
A. 3つあります。①交換月の当月に合計10,000Pを広告利用のみで獲得(確定承認済分のみ対象)、②交換月にゴールド会員であること、③1回の交換で12,000Pを一括でJALマイルに交換すること。条件を満たすと翌月末に4,500Pのスカイボーナスが付与され、実質7,500Pで6,000マイルを獲得できます(実質交換レート80%)。必ず10,000P獲得「後」に交換申請する順番を守ってください。
Q. JALカードSuicaのマイル還元率はいくらですか?
A. 基本ショッピングマイル積算率は1%(JALマイル直接付与)です。ショッピングマイルプレミアムは自動加入しています。えきねっと経由の新幹線予約でJREポイントが最大10%(東海道新幹線は8%)還元になり、JREポイントをJALマイルへ66.6%レートで移行できます。またANA Pay経由で決済するとJALマイル1%に加えてANAマイル0.5%の二重取りが実現します。
Q. クレカ積立でJALマイルは貯まりますか?
A. 貯まります。マネックス証券×dカード(dポイント→JAL・実質0.55%)、松井証券×JCBゴールド(Jポイント→JAL・実質最大0.6%)、三菱UFJeスマート証券×三菱UFJプラチナアメックス(グローバルポイント→JAL・8倍レートで別格)が主なルートです。実質マイル還元率は組み合わせによって大きく差があります。詳細はクレカ積立のJALマイル還元率4社比較をご参照ください。
Q. PontaポイントをJALマイルに交換するといくらのレートですか?
A. 通常は50%(1,000Pで500マイル)です。JALが年に数回実施する交換レートアップキャンペーン時には60〜62.5%になります。2026年3月は過去最高の25%増量(実質62.5%)のキャンペーンが3月31日まで開催中です。大量のPontaポイントを保有している場合はこのキャンペーンを待って一括交換するのが最も効率的で、同じポイントから最大25%多くのマイルを獲得できます。
Q. JALマイルの有効期限はいつですか?失効させないためには?
A. 積算月から36ヶ月(3年間)が有効期限です。各マイルの積算月から個別にカウントが始まるため、残高全体に一律の期限があるわけではありません。失効対策として、年間の旅行計画と連動してマイルの消化スケジュールを立てることを推奨します。特典航空券の空席照会は360日前から可能で、人気路線は早期に動くほど希望便を確保しやすいです。
Q. 月1万円程度の手出しでJALマイルを積み立てることはできますか?
A. できます。私が実践しているモッピードリームキャンペーンの月次定額積立がそのまま当てはまります。月約11,000円(チケコミ購入)の手出しで毎月6,000JALマイルを獲得しています。マイル単価は約1.6〜1.76円で、特典航空券として使うと2〜5倍の価値になります。まずはモッピーへの無料登録とゴールド会員取得から始めてみてください。
Q. JALマイルの特典航空券はいつ空席照会できますか?
A. 出発日の360日前から空席照会・予約が可能です。人気路線(ヨーロッパ・ハワイなど)や繁忙期(ゴールデンウィーク・年末年始・お盆)は開放直後に埋まるケースもあるため、旅行計画は1年以上前から立てることを推奨します。カタール航空便の空席はJALウェブサイトの特典航空券予約画面から確認できます。
まとめ|JALマイルは「3ルートの組み合わせ×余剰ポイントゼロ捨て」で年間13万マイル超
この記事のポイントを整理します。
ルート①(JALカードSuica × ANA Pay)
設定後ほったらかしで年間33,000マイル。えきねっと8%還元とJREポイント66.6%移行が新幹線移動の多い医師・ビジネスパーソンに特に刺さる。
ルート②(クレカ積立4社)
投資の副産物として年間16,500マイル。実質マイル還元率(積立額に対して最終的に何マイルになるか)で比較することが重要。追加コストほぼゼロで毎月自動発生。
ルート③(モッピードリームキャンペーン)
チケコミ活用で月約11,000円の手出しで月6,000マイルを定額積立。実質マイル単価1.6〜1.76円は、特典発券時に2〜5倍の価値に化ける。
捨てポイントゼロ戦略(余剰ポイント活用)
月次余剰ポイント約2,500P・年間30,000Pを、PontaポイントのJAL交換レートアップキャンペーン(年1〜数回・最大62.5%)まで待って一括変換。通常の50%より最大25%多くのマイルが得られる。
出口戦略(ワンワールド × カタール航空)
ワンワールド特典航空券でカタール航空を選べば燃油サーチャージがゼロ。JALやANA自社便では1人往復5〜7万円かかる燃油代を丸ごと節約できる。特典航空券の空席照会は360日前から可能。
3ルートをフル活用すると年間136,500〜140,250マイルという数字が現実になります。フライトマイルにほぼ頼らず、「どうせ支払う支出」を変換し続けるだけです。タイトルの13万マイルは余剰ポイント転換前の保守的な数字、フル活用で14万マイルを超えます。
JALマイレージバンク(JMB)とモッピーへの無料登録は今日すぐできます。まず受け皿を作るところから始めてみてください。
免責事項:本記事は個人の体験に基づく情報提供を目的としており、特定のサービスの推奨を意図するものではありません。交換レート・キャンペーン内容・積立還元率・マイル積算率は予告なく変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。












