楽天経済圏をやめた4つの理由|それでも楽天証券だけ使い続ける陸マイラーの結論

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楽天経済圏に入ろうか迷っているけど、本当にお得なの?

——そう感じているなら、一度立ち止まって読んでみてください。

楽天経済圏をフル活用すれば還元率10%以上になるって本当?

——そう聞かれると、私はこう答えます。「還元率としは10%を超えることは可能だが、大半が期間限定ポイントで通常ポイントは1%なのは変わりません」

私こぎマニは内科医として働きながら、FP3級の知識を活かして家計を最適化している20代夫婦の片割れです。学生時代は楽天経済圏に全振りしていましたが、結婚後は「部分採用」に切り替えました。

断っておくと、楽天が悪いわけではありません。自分の目的と合わなかった——それが正直なところです。

日頃から楽天経済圏でがっつりお買い物をしている人にとっては、かなりお得に使えると思います。

この記事では離れた理由と、それでも楽天証券の積立だけは続けている理由を包み隠さず書きます。

▼この記事でわかること

  • 楽天経済圏から距離を置いた4つの理由(期間限定ポイントの実態含む)
  • JALカードSuica → ANA Pay → 楽天キャッシュの三重取りルートの全手順
  • 月5万円積立で年間どれだけ得か(シミュレーション)
  • 楽天経済圏が向いている人・向いていない人の3軸判断
目次

楽天経済圏から距離を置いた4つの理由——核心は「期間限定ポイントの使い道」

還元率10%超えの正体は「期間限定ポイント」だった

楽天スーパーセールやSPUキャンペーンで積み上げた高還元ポイントの多くは、「期間限定ポイント」として付与されます。この期間限定ポイントには以下の制約があります。

  • 有効期限が短い(付与月の翌月末が多い)
  • 楽天証券での積立に使用不可
  • JALマイルなど他社ポイントへの交換不可
  • 楽天ペイ払いでしか消化できない

つまり、見た目の還元率が高くても、自由に使える通常ポイントは実質1%程度です。マイルへの交換を優先している私には「貯まるようで貯まらない」という感覚が積み重なりました。

楽天市場:価格と配送でAmazonに逆転された

利用頻度が落ちた直接の理由は単純です。同じ商品でもAmazonのほうが安く、届くのも早いと感じるケースが増えたからです。還元率が高くても商品代が高ければ、実質的なメリットは薄れます。

楽天モバイル:SPU目的の契約が本末転倒に

新居に引っ越した際に、通信環境の構築とSPUの倍率を上げる目的でWi-Fiルーターを契約しましたが、通信速度が遅く実用に耐えられないと判断してすぐ解約しました。サービスの質を犠牲にしてポイントを稼ごうとするのは本末転倒——これが私の率直な感想です。

楽天銀行・証券:SBIがすでにメインだった

楽天銀行や楽天証券が劣っているわけではありません。ただ、私たちはもともとSBI証券・住信SBIネット銀行をメインで使っており、新たに移行するインセンティブが見当たりませんでした。意識的に避けたわけではなく、先にSBIを使い始めていた、それだけの話です。

楽天市場や楽天銀行、楽天カードを利用をしている人がこれから投資を始める時には楽天証券一択です。楽天〇〇というサービスの利用数が多いほどお得になるからです。

楽天経済圏からマイル経済圏、Vポイント経済圏への移行については下記の記事で詳しく解説しています。

楽天証券の積立だけは続ける理由——JAL+ANA+楽天の三重取りルート解説

「楽天から距離を置いた」と言いつつ、楽天証券の積立は今も月5万円で設定し続けています。理由は一つ——特定のチャージルートを通ることで3種類のポイント・マイルを同時に積算できるからです。

これはマイル、修行、ポイ活の全ての面でお得しかないルートですのでやらない理由がないという判断です。普段楽天経済圏にいない人でもこの楽天証券の積立だけはスポットで行うべきと思います。

チャージルートの全手順

JALカードSuica(CLUB-Aゴールド)→ ANA Pay → 楽天キャッシュ → 楽天証券積立

このルートを1回通ると、月5万円の積立から以下が得られます。

種類還元率月額(5万円換算)
JALマイル1.0%500マイル
ANAマイル0.5%250マイル
楽天ポイント0.5%250pt
合計2.0%1,000相当

ここでも楽天ユーザーであればさらに還元率を上げることができます。

楽天キャッシュにチャージした残高を普段のお買い物で利用することで、還元率は1.5%となりマイルを合わせた総還元率はなんと3%にまで上昇します。

このチャージに関する詳細は以下の記事をご覧ください。

楽天のヘビーユーザーなら楽天カード×楽天証券もプラスできる

上記のルートはあくまで「楽天キャッシュ×楽天証券」での積立になります。

楽天カードを日頃使っている方は、楽天カード×楽天証券のクレカ積立も可能であるため、最大で月に15万円(楽天カード10万円+楽天キャッシュ5万円)の積立が可能となります。

楽天カード(ノーマルカード)×楽天証券でのクレカ積立の還元率は、積み立てる銘柄で変わるのですがオルカンやS&P500のインデックスファンドなどは0.5%還元となります。

まだ投資を始めたことがない人はこの気に楽天カード×楽天証券で、投資の第一歩を踏み出してみましょう。カードも証券も完全無料で始めることが可能なので始めるだけならノーリスクです。

積立後すぐ売却——目的はポイントのみ

「投資リスクがあるのでは?」という疑問が出るかと思います。私の場合、積立後すぐに売却しています。目的はマイル・ポイントの獲得のみで、投資利益を狙っているわけではありません。元本変動が小さいファンドを選ぶことでリスクを限りなく抑えた運用です。

つまり、クレカで積立したファンドを売却して楽天銀行に引き出せば、クレジットカードの請求額に充当することができるので実質の手出しは無料ということになります。

副次効果:JGC決済修行が同時進行できる

JALカードSuica→ANA payへのチャージはLSP(ライフタイムステータスポイント:JGCに必要な生涯決済実績)の獲得対象です。月5万円 × 12ヶ月で年間60万円の決済実績が積め、フライトをしなくてもJGCへの道を着実に歩めます。「飛行機に乗らずにJGCを目指す」という戦略の一環として、このルートは外せません。

月5万円×12ヶ月のシミュレーション——年間12,000ポイント相当の内訳

年間60万円の積立で得られる恩恵をまとめます。

種類年間獲得量
JALマイル6,000マイル
ANAマイル3,000マイル
楽天ポイント3,000pt
合計12,000相当

さらに年間60万円の決済実績がLSP獲得にカウントされます。実際の投資リターンをゼロと仮定しても、マイル・ポイント換算で年間12,000相当が手に入る計算です。

内科医として多忙な日常を送っている私にとって、特別な手間なく「積立→即売却」を繰り返すだけでこの恩恵が得られるのは、コスパとして非常に高いと感じています。

楽天経済圏が向いている人・向いていない人——3軸で判断する

ここまでの話をまとめると、楽天経済圏への適性はこう整理できます。

判断軸向いている人向いていない人
ポイントの使い道楽天ペイ・楽天市場で消化できるJALマイルなど他社へ交換したい
メイン証券楽天証券を使いたいSBI・マネックスがすでにメイン
生活スタイル楽天サービスを日常的に利用するAmazon・他キャリアの方が便利

私は3軸とも「向いていない人」に該当していたため、フル採用は難しいと判断しました。

一方で、楽天カード自体は年会費無料で発行できる魅力的なカードです。楽天市場での買い物が多い方や、楽天経済圏の積立を始めたい方にとっては有力な選択肢の一つです。保有しているだけでデメリットはほぼないため、私も今も手元に置いています。

→ 自分に合ったクレカの組み合わせはクレカ使い分けマップで整理しています。

【現在地】SBI×楽天のハイブリッド運用が自分には合っていた

  • 楽天スーパーセールの積み増しポイントの多くは期間限定——マイル交換不可
  • 楽天モバイルはSPU目的で契約したが通信品質が合わず解約
  • 楽天市場はAmazonとの比較で利用頻度が低下
  • 楽天証券の積立のみ継続——月5万円でJAL+ANA+楽天を三重取り
  • 年間60万円の決済実績がJGCのLSP獲得にカウントされる

楽天経済圏は「楽天サービス内で完結できる人」には本当に合理的な仕組みです。私のようにマイル重視・SBI中心の場合は全採用が合いませんでしたが、楽天証券の積立という「部分採用」は非常にコスパが高い手法でした。

まず自分が「何を最大化したいか」を整理してから、楽天経済圏との距離感を考えてみてください。一つのルートから試すだけでも、積み上げられる恩恵は想像以上かもしれません。

よくある質問

楽天経済圏をやめると損することはありますか?

楽天市場・楽天モバイルをフル活用していた場合はSPU還元が下がります。ただし、楽天以外の経済圏に最適化することで補える場合も多いです。自分の生活スタイルに合った経済圏を選ぶことが大切です。

JALカードSuica→ANA Pay→楽天キャッシュのルートは誰でも使えますか?

JALカードSuica(私が確認しているのはCLUB-Aゴールド)とANA Payの発行が必要です。各サービスの利用規約を確認のうえ、自己責任でご判断ください。なお、ルートの条件は変更される可能性があります。

楽天証券の積立後すぐ売却するとデメリットはありますか?

信託報酬がごくわずかかかる場合があります。また、売却タイミングによっては基準価額の変動による損益が生じる可能性があります。元本変動が小さいファンドを選ぶことでリスクを抑えることができます。

楽天カードは解約した方がよいですか?

保有するだけでデメリットはほぼありません。むしろ楽天ユーザーであれば楽天証券でのクレカ積立を始めることをおすすめします。楽天ユーザーじゃなくても、楽天EdyへのチャージやEdyから楽天キャッシュへの返還活用のみで保有し続けることも一つの選択肢です。日常決済での使い勝手と自分の目的に合わせてご判断ください。

マイルを重視する場合、楽天経済圏以外でどう組み合わせるとよいですか?

JALマイルを軸に貯める場合は、クレジットカードでメインに貯めるのがおすすめです。イチオシは三菱UFJプラチナアメックスでの決済とJALカードsuicaです。クレカ積立では直接マイルが積算される証券はないので、間接的に貯めることになります。ANAマイルを重視するならVポイント経済圏との相性も良いです。これらの詳細はぜひ下記の記事をご覧ください。

楽天経済圏とSBI経済圏は併用できますか?

併用可能です。私のように「楽天証券の積立のみ楽天経済圏を使い、それ以外はSBI中心」という形でのハイブリッド活用は多くの方が実践しています。どちらかに完全移行する必要はありません。

※ 本記事に記載の還元率・ポイント付与条件は2026年4月時点の情報です。各サービスの条件は変更される可能性があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
※ 本記事はアフィリエイト広告(楽天カード等)を含む場合があります。

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