【2026年8月1日の改悪について】楽天Edy→楽天キャッシュへのチャージ上限が、月10万円から月1万円に大幅縮小されました(出典:楽天キャッシュ会員規約改定)。本記事は改悪後の内容に更新済みで、楽天キャッシュに移せるのは月1万円までを前提に解説しています。楽天Edyの残高利用・決済機能そのものに変更はありません。
「ANA Pay(ANAペイ)でモバイルSuicaにチャージできるの?」「JAL Payが改悪されたけど、ANA Pay経由のルートはまだ使えるの?」——そう感じているJALカードSuicaユーザーに向けて書いています。
結論から言うと、JALカードSuicaから直接ANA Payにチャージするルートは、JAL Pay改悪(2025年11月)の影響をまったく受けていません。ただし2026年8月の楽天Edy→楽天キャッシュ改悪(月10万円→月1万円)で、投資に回せる金額が変わりました。
もうひとつ多いのが「ANA PayでモバイルSuicaにチャージできるのか」という疑問です。結論はチャージできます。しかもJALカードSuicaを起点にすると、JALカードのショッピングマイル1%とANA Payの0.5%が重なり、Suicaにチャージしただけでマイルが二重に積み上がります。手順と還元率は「手順②」にまとめました。
そこで本記事では、使い方を2つに分けて解説します。①JGC・SFC修行を狙う人はANA Payに月5万円チャージを維持してJALマイルと修行実績を積み、②お得だけを取りたい人はルート全体を月1万円に絞る——どちらもJALカードSuicaならではの「JAL Pay改悪不問」ルートです。私自身はJGC修行としてこのルートを回しています(現在FLY ONポイント累計約1,600pt、LSP 1,500pt目標)。
→ 陸マイラー全体の戦略はこちら
結論|JALカードSuicaから直接チャージなら改悪の影響なし
- ANA Pay経由でJALマイルとANAマイルを二重取り
- 楽天Edy→楽天キャッシュは月1万円が上限
- 多くの場合Edy機能付き楽天カードが必要
ANA Payをハブとして使うのが正解——JAL Pay改悪後の現状整理
JAL Pay改悪(2025年11月)で何が変わったか
2025年11月以降、JAL PayへのチャージからSuicaや楽天Edyなどに移す際の還元率が0.5%→0.1%に引き下げられました。
また多くのクレジットカードで、JAL Payへのチャージそのものがポイント付与対象外となってしまいました。
これにより「クレカ→JAL Pay→ANA Pay→楽天Edy」という従来のルートは、手間がかかる割に還元率はそんなに変わらないという評価になりました。競合ブログで今でもこのルートを推奨している記事を見かけますが、2025年11月以降は条件が大きく変わっています。
それにJal PayからANA payへのチャージは最低2万円以上でないとできないため、こまめなチャージには向いておりません。
JALカードSuicaユーザーだけに残っている改悪不問のルート
JAL Pay改悪の影響を受けないルートが存在します。それが、JAL CLUB-Aゴールドカード(Suica)から直接ANA Payにチャージするルートです。ここで注意ですがJALカードsuica以外のVISA、Mastercard、amexブランドのJALカードからのチャージはポイント付与対象外となります。
「本当にJALカードsuicaはマイル積算対象なのか?」と疑問に思う方がいると思うので、私が実際に実験した結果を貼っておきますね。

このチャージはJAL Payを経由しないため、2025年11月の改悪はまったく関係ありません。カード本体からANA Payへ直接チャージした金額にはJALカードのショッピングマイル(100円=1マイル、1%)が付与されます。
2つの使い方——お得狙いは月1万円・修行組は月5万円
2026年8月の改悪で、楽天Edy→楽天キャッシュに移せるのは月1万円までになりました。これを受けて、このルートは目的によって2通りの使い方に分かれます。
チャージルート全体図
↓ ANA Payへチャージ: JALマイル1%(お得狙いは月1万円/修行組は月5万円)
↓ 楽天Edyへチャージ: ANAマイル0.5%
↓ 楽天キャッシュへ交換: 月1万円まで(2026年8月改悪)
↓ 楽天キャッシュ決済で積立(枠は月5万円):楽天ポイント0.5%
2パスの獲得ポイント比較
| 項目 | お得だけ狙う (月1万円) | JGC・SFC修行組 (ANA Pay月5万円) |
| ANA Payチャージ額 | 月1万円 | 月5万円 |
| JALマイル(1.0%) | 100/月・1,200/年 | 500/月・6,000/年 |
| ANAマイル(0.5%) | 50/月・600/年 | 250/月・3,000/年 ※1 |
| 楽天ポイント(積立0.5%) | 50/月・600/年 | 50/月・600/年 ※2 |
| JGC/LSP修行への計上 | — | 年間60万円分を計上 |
| 月あたり合計(マイル・pt相当) | 200相当 | 800相当+修行実績 |
※1 ANAマイル250/月は、ANA Payから楽天Edyへ月5万円を移した場合。楽天キャッシュへ交換できるのは月1万円までのため、残り4万円分は楽天Edy残高として店舗決済などで使い切る必要があります。
※2 楽天キャッシュに移せるのは月1万円までなので、投信積立に回せる(=楽天ポイントが付く)のは修行組でも月1万円分です。
楽天証券の積立上限は決済方法で分かれます。楽天キャッシュ決済は月5万円、楽天カード決済は月10万円が上限です(両方併用も可能)。このEdyルートで楽天キャッシュに移せるのは月1万円までなので、楽天キャッシュ積立枠5万円のうちこのルートで埋められるのは月1万円分です。残りの積立枠を埋めたい場合は、楽天カードからの楽天キャッシュチャージや楽天カード決済積立で補う形になります(その分にはJAL・ANAマイルは付きません)。
なお、楽天キャッシュの使い道は投信積立だけではありません。ふるさと納税を楽天ペイ払いで納めれば、着地した残高をそのまま寄付に充てられます。獲得の内訳と、年間条件の残るカードで直接払う場合との比較はふるさと納税を楽天キャッシュで払うとお得?2026年の獲得内訳・月1万円上限・修行カードとの比較で分解しています。
手順①|JALカードSuicaでANA Payにチャージする

- ANA Payアプリ(ANAのウォレット)を開く
- 「チャージ」→「クレジットカード」を選択
- JAL CLUB-Aゴールドカード(Suica)を登録
- チャージ金額を入力(1,000円以上・1円単位。お得狙いなら月1万円、修行組なら月5万円が目安)
確認ポイント: チャージ後、JALカードの利用明細でANA Payへのチャージが「ショッピング利用」として計上されているかを確認してください。マイルは翌月以降に付与されます。
ANA payは無料で誰でも始めることができます。
手順②|ANA PayでモバイルSuicaにチャージする(iPhone・Apple Pay)


ANA Payに移した残高は、モバイルSuicaへのチャージにも使えます。JALカードSuica起点ルートの、もうひとつの出口です。
私はiPhoneで運用していて、操作はANA Payアプリ側ではなくSuica側から始めます。ここを間違えると支払い元にANA Payが出てこないので、順番が大事です。
- モバイルSuica(ウォレットアプリのSuica)を開き、チャージ金額を指定する
- 支払い方法でApple Payを選ぶ
- Apple Payに登録したANA Payを選択して確定する
操作はこれだけです。楽天Edyのように物理カードをかざす必要もありません。なお一般的なクレジットカードからモバイルSuicaへ直接チャージする場合は、ポイント付与の対象外になるカードが少なくありません。ANA Payを一枚はさむことで、Suicaへのチャージをマイルの対象にできるのがこのルートの狙いです。
直接SuicaチャージとANA Pay経由の違い
JALカードSuicaで基本性能として、直接モバイルSuicaにチャージした場合にJREポイントが1.5%付与され、JALマイルへの換算では1%相当になります。
一方でANA Pay経由でモバイルSuicaにチャージした場合も、JALカードのショッピング利用としてJALマイル1%が付与されます。さらにANA Payの0.5%ANAマイルが上乗せされます。
| 比較項目 | JALカードSuica直接チャージ | ANA Pay経由チャージ |
| JALマイル換算 | 1%(JREポイント1.5%から換算) | 1% |
| ANAマイル | なし | 0.5% |
| JGC修行カウント | なし(viewカード側の利用と計上) | あり(JALカード利用額に計上) |
| 総合評価 | — | ANAマイル+修行で優勢 |
ANAマイル分についての注記: ANA Payでの支払いに対する0.5%は、ANAマイルの積算履歴で積算を確認しています。ただしSuicaチャージ1件ごとの内訳画面までは取得していないため、履歴ベースでの確認である点はお断りしておきます。付与条件は変更されることがあるので、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
手順③|ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ(iPhone 2026年2月解禁)
ANA Pay→楽天Edy へのチャージ
- 楽天Payアプリの楽天Edyのタブから「送金・チャージ」を選択
- クレジットカードからチャージを選択
- Edyカード(Edy機能付き楽天カード)をスマホにかざす
- Apple payからANA payを選択
- チャージ金額を入力
- 確認してチャージ完了(200円ごとに1ANAマイル付与、0.5%還元)
楽天Edy→楽天キャッシュへの移し方
2026年2月16日、iPhoneユーザーへの対応が解禁されました。これまでAndroid専用だった機能がiPhoneでも使えるようになった、ポイ活界隈での大きなアップデートです。
- 楽天Payアプリを開く
- 楽天キャッシュのタブを開く
- チャージ方法一覧から「楽天Edy」タブを選択
- Edyカード(Edy機能付き楽天カード)をスマホにかざす
- 金額を指定して交換
iPhoneユーザーの注意点:楽天Edyの物理カードが必要です。 多くの場合はEdy機能付きの楽天クレジットカードを使うことになります。物理カードがなければ交換できないため、手元にない場合は楽天カード(Edy機能付き)を用意してください。楽天Edy→楽天キャッシュの交換は月1万円までです(2026年8月改悪。それ以前は月10万円でした)。これを超えてEdyに残した分は、店舗での楽天Edy決済に回すことになります。
→ Edy機能付きの楽天カードを持っていないと、この手順②で止まります。楽天カード(Edy機能付き)の申し込みページから年会費無料で発行できます。
楽天キャッシュを楽天証券で積立設定
楽天証券の積立設定画面で決済方法を「楽天キャッシュ」に設定するだけです。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など、お好みの投信を設定してください。楽天キャッシュ決済の積立枠は月5万円ですが、このルートで埋められるのは月1万円分になります。
→ 楽天証券の口座がまだない場合は、楽天証券の口座開設ページから無料で開設できます。楽天キャッシュ決済の積立はこの口座がないと設定できません。
→ 楽天キャッシュ側のルートをさらに詳しく知りたい方はこちら
JGC修行との連動——なぜANA Pay経由がカウントされるのか
ここは主にパス①(JGC・SFC修行組)向けの内容です。修行を狙う人がANA Payに月5万円チャージを続ける理由が、この修行カウントにあります。
JALカード利用額がLSP獲得に貢献する
2024年以降のJGC取得条件は、ライフステータスポイント(LSP)1,500ポイント累計に移行しました。LSPはフライトだけでなくJALカードの利用額でも付与されます。
ANA Payへの月5万円チャージは、年間60万円のJALカード利用として計上されます(私の明細では計上されています。最新情報は公式サイトでご確認ください)。楽天Edy→楽天キャッシュが月1万円上限になっても、このJGC修行カウントはANA Payへのチャージ段階で決まるため、修行目的なら月5万円チャージを続ける意味があります。
現在私は FLY ONポイント累計約1,600ポイントを積み上げてきましたが、LSP 1,500ポイント目標にはまだ道のりが遠いです。フライトだけでなく、ANA Pay経由のカード利用を積み重ねることで、地道に前に進んでいます。
→ JALマイルを使った特典航空券の実録はこちら
まとめ——目的で使い分ける2つのルート
- お得だけ狙う人:ルート全体を月1万円に。毎月100JALマイル+50ANAマイル+50楽天ポイント(年間換算1,200+600+600の合計2,400相当)
- JGC・SFC修行組:ANA Payに月5万円チャージを維持。毎月500JALマイル+年間60万円のJALカード利用計上。楽天キャッシュに移せるのは月1万円まで、残りはEdy決済で消化
- モバイルSuicaチャージにも使える:ANA Pay残高からSuicaへチャージすればJALマイル1%+ANAマイル0.5%。iPhoneはSuica側でチャージ→Apple Pay→ANA Payの順で操作
- JAL Pay改悪(2025年11月)の影響なし——JALカードSuicaから直接チャージするため
- 2026年2月からiPhoneでも楽天Edy→楽天キャッシュが可能(物理Edyカードが必要)
- 楽天証券の積立上限は、楽天キャッシュ決済が月5万円・楽天カード決済が月10万円。このEdyルートで埋められるのは楽天キャッシュ枠のうち月1万円分
→ ただし、チャージ経由で還元を積むルートは規約改定で塞がれることがあります。住信SBIネット銀行(現・ドコモSMTBネット銀行)のV NEOBANKデビットは、2026年11月からチャージ全般が付与対象外になりました。どの取引が対象外になったのかはV NEOBANKデビットの改悪内容と乗り換え先にまとめています。このルートを見直す時期を判断する材料になります。
今日からできる一歩: ANA Payアプリをインストールし、JALカードSuicaをチャージカードとして登録してみてください。まずは月1万円でルートを一周させ、修行も狙うなら月5万円チャージへ広げていきましょう。
→ クレカ全体の使い分けはこちら
よくある質問
Q. ANA PayでモバイルSuicaにチャージできますか? A. チャージできます。iPhoneの場合はモバイルSuica側でチャージ金額を指定し、支払い方法でApple Payを選び、Apple Payに登録したANA Payを選択する流れです。ANA Payアプリから送る操作ではなく、Suica側から始めるのがポイントになります。
Q. ANA Pay経由のSuicaチャージでもマイルは二重取りできますか? A. JALカードSuicaからANA Payへチャージした分にJALカードのショッピングマイル1%が付き、ANA Payでの支払いに0.5%のANAマイルが付きます。ANAマイル分はマイルの積算履歴で確認しています。付与条件はカードやサービスの規約変更で変わることがあるため、最新の条件は各公式サイトでご確認ください。
Q. JALカードSuica以外のカードでもANA Payにチャージしてマイルを二重取りできますか? A. カードによって異なります。ANA Payへのチャージにポイント・マイルが付くかどうかはカードごとの規約次第です。JAL CLUB-Aゴールドカード(Suica)は対応を確認しています。VISA、Mastercard、AmexブランドのJALカードからANApayへのチャージはマイル積算対象外のはずです。お持ちのカードの最新規約をご確認ください。
Q. ANA Pay残高の有効期限はありますか? A. 最終利用日から4年間です(2025年1月の仕様統合後)。月次で使い切る運用なら実質的に期限を気にする必要はありません。
Q. 楽天Edy→楽天キャッシュの月の上限はいくらですか? A. 2026年8月1日から月1万円です(それ以前は月10万円でした)。このため、このルートで投資に回せるのは月1万円分までとなります。
Q. 楽天証券の積立上限はいくらですか?楽天キャッシュと楽天カードで違いますか? A. 決済方法で分かれます。楽天キャッシュ決済は月5万円、楽天カード決済は月10万円が上限で、両方を併用することもできます。ただしこのEdyルートで楽天キャッシュに移せるのは月1万円までなので、楽天キャッシュ枠5万円のうちこのルートで埋まるのは月1万円分です。
Q. iPhoneで楽天Edy→楽天キャッシュを使うために何が必要ですか? A. 楽天Payアプリ(v9.12.0以降)と、楽天Edyの物理カードが必要です。多くはEdy機能付きの楽天クレジットカードになります。
※本記事は2026年7月時点の情報です。各カード・サービスの還元率・仕様・規約は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。投資にはリスクが伴います。積立内容の最終判断はご自身でお願いします。



