「陸マイラーなのに、楽天証券の積立でもマイルが貯まるって本当ですか?」
はい、本当です。しかもJALマイルとANAマイルの2種類が同時に貯まります。
私たちこぎマニ夫婦は、このルートで楽天証券の積立を続けてきました。「JAL CLUB-AゴールドカードSuica→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ」という4ステップのチャージルートで、JALとANAのマイルを同時に貯められるのが魅力です。
ただし2026年8月の改悪で、楽天キャッシュに移せるのは月1万円までになりました。改悪前は月5万円を回して年間6,000JALマイル+3,000ANAマイル+3,000楽天ポイントを得ていましたが、現在は月1万円で年間1,200JALマイル+600ANAマイル+600楽天ポイントが目安です。それでも「積立のついでにJAL・ANA両方のマイルが貯まる」価値は健在です。
2026年2月、楽天ペイアプリのアップデートによりこのルートがiPhoneでも完結するようになりました。それまでAndroid端末が必要だったハードルが消え、iPhoneユーザーの陸マイラーにも広く開かれたルートです。
本記事では、チャージの全手順・還元率の内訳・注意点をすべて解説します。→ 陸マイラーの全体戦略については陸マイラー 始め方【2026年最新・初心者向け】飛行機ゼロで年間15万マイルを貯める3ルートを医師が実績公開もあわせてご覧ください。
【2026年8月1日の改悪について】楽天Edy→楽天キャッシュへのチャージ上限が、月10万円から月1万円に大幅縮小されました(出典:楽天キャッシュ会員規約改定)。本記事は改悪後の内容に更新済みで、楽天キャッシュに移せるのは月1万円までを前提に解説しています。楽天Edyの残高利用・決済機能そのものに変更はありません。
結論|月1万円までJAL・ANA両マイルを同時獲得
- 月1万円の積立でJAL年1,200マイル
- ANAマイルも同条件で年600貯まる
- 楽天ポイントは0.5〜1.5%(使い方次第)
チャージルートの全体像——4ステップで楽天キャッシュを”高還元化”する仕組み
このルートは以下の4ステップで構成されます。
↓ チャージ(JALマイル 1.0%)
↓ チャージ(ANAマイル 0.5%)
↓ 交換(1:1・月1万円まで)
↓ 証券積立orショッピング利用
合計還元率は2.0〜3.0%相当(マイル+楽天ポイントを合算した概算値)になります。この還元率自体は改悪後も変わりませんが、適用できるのは楽天キャッシュに移せる月1万円分までです。
通常のクレジットカードのポイント還元率が0.5〜1.0%であることを考えると、月1万円という枠内であればこのルートの効率の高さは依然として魅力的です。
なお、JGC・SFC修行を狙ってANA Payに月5万円チャージを続けたい方は、修行組向けの使い方をANA Payチャージ方法【2026年版】で解説しています。ANA Payへのチャージ自体(JALマイル1%+修行カウント)は上限の影響を受けません。
ルート開通の背景——2026年2月のiPhone対応で変わったこと
従来、楽天Edy→楽天キャッシュの変換にはAndroid端末が必要でした。iPhoneユーザーはこのルートを利用するために中古Android端末を購入するか、あきらめるかの二択でした。
2026年2月16日、楽天ペイアプリv9.12.0以降のアップデートにより、物理的な楽天Edyカードがあれば、iPhone単体で楽天Edy→楽天キャッシュの変換が完結するようになりました。
利用に必要な条件:
・iOS 15.0以上
・iPhone 7以降(FeliCa搭載モデル)
・楽天ペイアプリ v9.12.0以降
・物理的な楽天Edyカード(楽天カードに付帯のものでも可)
私たちはiPhone 16で動作を確認済みです。楽天カード(物理カード)をお持ちのiPhoneユーザーであれば、アプリをアップデートするだけで今日から試せます。
→ 逆に言うと、物理カードがないとこのルートは開通しません。手元にない場合は楽天カード(Edy機能付き)の申し込みページから年会費無料で発行できます。
還元率の内訳——JALマイル1%+ANAマイル0.5%+楽天ポイント0.5%の仕組み
各ステップで得られるポイント・マイルの内訳は以下のとおりです。還元率はステップごとに決まっており、金額を月1万円に絞っても各%は変わりません。
| ステップ | 内容 | 還元率 |
|---|---|---|
| JAL CLUB-Aゴールドsuica → ANA Pay | クレカチャージでJALマイル積算 | 1.0% |
| ANA Pay → 楽天Edy | チャージでANAマイル積算 | 0.5% |
| 楽天Edy → 楽天キャッシュ | 1:1交換(マイル追加なし・月1万円まで) | — |
| 楽天キャッシュ → 楽天証券積立 | 積立決済で楽天ポイント付与 | 0.5% |
| 楽天キャッシュ → 楽天Pay払い | ショッピングで楽天ポイント付与 | 最大1.5%※ |
※楽天Payショッピング時のポイントは会員ランクや利用条件により異なります
月1万円チャージ時の計算式:
・JALマイル:10,000円×1.0%=100マイル/月
・ANAマイル:10,000円×0.5%=50マイル/月
・楽天ポイント(積立):10,000円×0.5%=50ポイント/月
マイルの価値を仮にJAL2円/マイル・ANA1.5円/マイルで換算すると、月1万円チャージ時の還元は概算で325円相当/月(年間約3,900円相当)になります。
もちろん、楽天キャッシュを積立ではなくショッピングで利用すれば、月1万円で最大150楽天ポイントを獲得できます。
月1万円・楽天証券積立シミュレーション
それでは、改悪後に楽天キャッシュへ移せる上限の月1万円を楽天証券で積立した場合を、年間通して計算してみましょう。
月次(楽天キャッシュ1万円積立):
| 種別 | 月間獲得 |
|---|---|
| JALマイル | 100マイル |
| ANAマイル | 50マイル |
| 楽天ポイント | 50ポイント |
年次(×12ヶ月):
| 種別 | 年間獲得 |
|---|---|
| JALマイル | 1,200マイル |
| ANAマイル | 600マイル |
| 楽天ポイント | 600ポイント |
年間1,200JALマイル+600ANAマイルは、単体ですぐ特典航空券に届く量ではありませんが、飛行機に乗らずに積立投資の「ついで」で貯まる点に意味があります。JALとANAのマイルが同時に貯まる点は他のルートにはなかなかない特徴です。手持ちのマイルと合算したり、複数年積み上げたりして活用しましょう。
→ JALマイルの活用戦略はJALマイル貯め方ガイドで詳しく解説しています。
また、楽天証券はメインの資産形成口座としても活用できます。楽天キャッシュ決済の積立枠は月5万円ありますが、このルートで埋められるのは月1万円分。残りの枠は楽天カード決済(積立枠は月10万円)などで埋める形になります。いずれの使い方でも証券口座を保有しておくデメリットはありません。早めに作っておきましょう。
楽天証券以外にも、SBI証券・auカブコム証券・マネックス証券・松井証券の4社でクレカ積立によるマイル・ポイント獲得が可能です。4社を併用すると月35万円・年間42,600円分相当のポイントを獲得できる計算になります。
各社の還元率・対応カード・積立上限の比較は【2026年最新】クレカ積立で年間42,600円分のポイント獲得|4社併用で月35万円投資でまとめています。楽天証券をきっかけにクレカ積立を始めた方は、次のステップとしてぜひご覧ください。
楽天キャッシュのショッピング活用——積立と組み合わせた還元最大化
楽天キャッシュは楽天Payでの支払いにも利用できます。積立と違い、楽天Payを使ったショッピングでは楽天ポイントの還元率がより高くなる場合があります。改悪後は楽天キャッシュに移せるのが月1万円までなので、この枠を積立に回すかショッピングに回すかを選ぶことになります。
月1万円を楽天Pay払いに使った場合:
・通常:10,000円×1.0%=100楽天ポイント/月
・楽天ポイントカード提示等の条件達成時:10,000円×1.5%=150楽天ポイント/月
積立(0.5%=50pt/月)とショッピング(最大1.5%=150pt/月)では、同じ1万円でも楽天ポイントの獲得量が3倍異なります。
そのショッピング側の使い道として、ふるさと納税を楽天ペイで納める方法があります。寄付は「どうせ払う支出」なので、積立に回さない月の出口として考えやすい先です。獲得の内訳と、年間利用額の条件が残るカードで直接払う場合との比較はふるさと納税を楽天キャッシュで払うとお得?2026年の獲得内訳・月1万円上限・修行カードとの比較にまとめています。
たとえば投資の原資を優先するなら積立へ、ポイント効率を優先するなら日常の食料品や光熱費を楽天Payで最大1.5%——といったように、月1万円の枠をどちらに使うか目的で決めるのがおすすめです。
3つの注意点——順序を間違えると無効になる落とし穴
⚠️ 必ず以下の点を確認してから実施してください。
注意点① チャージ上限の把握
| ステップ | 上限 |
|---|---|
| 楽天Edy残高 | 5万円(残高上限) |
| 楽天Edy → 楽天キャッシュ変換 | 月1万円(2026年8月改悪。旧月10万円) |
| ANA Pay → 楽天Edy | 1回2.5万円(月10万円・本人確認済の場合) |
ルートのボトルネックは楽天Edy→楽天キャッシュの月1万円です。これを超えて楽天Edyにチャージした分は、楽天キャッシュには移せず、店舗での楽天Edy決済で使い切ることになります。夫婦2人分を1アカウントでまとめようとすると上限を超えるため、アカウントを分けて運用することを推奨します。
注意点② チャージの順序
必ず「JAL CLUB-Aゴールドカード→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ」の順で実施してください。逆順や中間ステップを飛ばすと、各ステップの還元が受けられなくなります。
注意点③ JALカードのショッピングマイル積算ルール
「JALカードからJAL Payへのチャージはマイル積算対象外」というルールがあります。一方、JAL CLUB-AゴールドカードsuicaからANA Payへのチャージは、2026年4月時点ではショッピングマイルの積算対象とされています。
ちなみにJAL CLUB-AゴールドカードのVISAやMastercard、AmexブランドからANA payへのチャージはショッピングマイル積算対象外となっているのでご注意ください。
カード規約や積算ルールは予告なく変更される場合があります。JAL公式サイトの最新情報をご確認の上、実施されることをおすすめします。
→ この「予告なく変わる」は実際に起きています。住信SBIネット銀行(現・ドコモSMTBネット銀行)のV NEOBANKデビットは、2026年11月からチャージ全般が付与対象外になり、チャージ経由で還元を積む使い方が成立しなくなりました。詳しくはV NEOBANKデビットの改悪内容と乗り換え先で解説しています。
このルートで還元の起点となるJAL CLUB-AゴールドカードSuicaは、Suicaチャージ・ANA Payチャージでのマイル積算が認められている点がほかのJALカードブランドにはない最大の特徴です。
年会費・フライトボーナス・ショッピングマイル積算率など、カードスペックの詳細はJALカードSuica CLUB-Aゴールド 徹底レビュー|年会費・マイル還元・陸マイラーに向いている理由を解説でまとめています。
「このカードを持つべきか迷っている」という方はあわせてご確認ください。
→ クレジットカードの使い分け全体像はクレカ使い分けマップもご参照ください。
まとめ|JALマイル1.0%+ANAマイル0.5%+楽天ポイント0.5%を4ステップで重ねる
JAL CLUB-Aゴールドカード→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュのチャージルートは、2026年2月のiPhone対応でより多くの陸マイラーに開かれました。2026年8月の改悪で楽天キャッシュへの交換は月1万円までになりましたが、月1万円の枠内なら依然として高還元です。
✅ JALマイル 1%:年間1,200マイル(月1万円積立時)
✅ ANAマイル 0.5%:年間600マイル
✅ 楽天ポイント 0.5〜1.5%:積立またはショッピングで使い分け
✅ 合計還元率:2.0〜2.5%相当(適用は月1万円まで)
陸マイラーかつ楽天ユーザーの方にとって、月1万円のお得を積み上げるルートとして試す価値があります。まずは楽天ペイアプリのアップデートと、楽天Edyカードの手元への確認から始めてみてください。それだけで今日からルートが開通します。JGC・SFC修行でANA Payに月5万円を回したい方はANA Payチャージ方法【2026年版】もあわせてご覧ください。
→ このルートの出口である楽天キャッシュ積立には楽天証券の口座が要ります。まだの場合は楽天証券の口座開設ページから無料で開設できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. JAL CLUB-AゴールドカードsuicaからANA Payにチャージするとマイルが貯まりますか?
2026年4月時点では、JAL CLUB-AゴールドカードからANA Payへのチャージはショッピングマイルの積算対象とされています。実際に私の明細を添付します。2月にチャージしたものがしっかりと積算されています。なおVISA、Mastercard、Amexなどの他ブランドからのANA payチャージは積算対象外となっているので注意してください。また、カード規約は変更される場合があるため、JAL公式サイトでご確認ください。

Q2. iPhoneだけで楽天Edy→楽天キャッシュの変換ができますか?
2026年2月16日以降、楽天ペイアプリv9.12.0以降かつ物理的な楽天Edyカード(楽天カードに付帯のもので可)があれば、iPhone単体で変換が完結します。iPhone 7以降(FeliCa搭載)が必要です。
Q3. JALマイルとANAマイルが同時に貯まるのはなぜですか?
このルートでは「JALカードでANA Payにチャージ→JALマイル発生」「ANA Payで楽天Edyにチャージ→ANAマイル発生」というように、各ステップで異なるマイルが発生します。1回の資金移動でJAL・ANAの2種類のマイルを同時に獲得できるのがこのルートの特徴です。
Q4. 楽天Edyへのチャージ・楽天キャッシュへの変換に上限はありますか?
楽天Edyの残高上限は5万円です。楽天Edy→楽天キャッシュの変換は、2026年8月1日から月1万円が上限になりました(それ以前は月10万円)。このため、このルートで楽天キャッシュに移せるのは月1万円までです。
Q5. 楽天証券の積立上限はいくらですか?楽天キャッシュと楽天カードで違いますか?
決済方法で分かれます。楽天キャッシュ決済は月5万円、楽天カード決済は月10万円が上限で、両方を併用することもできます。ただしこのEdyルートで楽天キャッシュに移せるのは月1万円までなので、楽天キャッシュ枠5万円のうちこのルートで埋まるのは月1万円分です。
Q6. このルートに向いているのはどんな人ですか?
JAL CLUB-Aゴールドカードを保有していて、楽天証券でNISA積立をしている陸マイラーに特におすすめです。改悪後は月1万円の範囲で「積立のついでにJAL・ANA2マイルを貯めたい」方に向いています。より大きな金額でJGC・SFC修行を狙う方は、ANA Payへのチャージ自体は上限の影響を受けないため、別途ANA Pay経由の修行ルートを検討するとよいでしょう。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。各サービスの仕様・還元率は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。



