この記事では私イチオシのプラチナカードである「三菱UFJプラチナアメックスカード」を紹介します。

YouTubeやSNSではマリオットボンヴォイ、アメックスゴールドプリファードがよくおすすめされているけど…
確かにこれらのカードは魅力的です。
しかし
・年会費が高い
・プライオリティーパスが付帯していない
・マイルは貯まるが爆発力がない
といった弱点があります。
そこで僕がたどり着いたのが、今回紹介する『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード(以下、MUFGプラチナアメックス)』です。
このカード、知名度は低いです。



実態は「知る人ぞ知るマイル製造機」で、陸マイラーにとっては爆発力のある武器として重宝します。
2025年11月から実際にこのカードを使い倒している僕が、ネット上の綺麗事だけではない「リアルな実体験」と、膨大な資料から分析した「真のメリット・デメリット」を、少し辛口に、そして熱量多めで解説します。
結論:
「手間を惜しまずマイルで海外に行きたい人」にとっては、これ以上のカードはありません。
なぜ今、この「地味なプラチナ」なのか?
まず、このカードの基本スペックをさらっとおさらいしましょう。ここだけ見ると「ふーん、普通のプラチナじゃん。あれ?基本還元率低くない?」と思うかもしれません。
| 年会費 | 22,000円(税込) ※プラチナとしては破格の安さ |
|---|---|
| 家族カード | 1枚目無料 |
| 国際ブランド | American Express |
| 基本還元率 | 0.5%(※ここは正直、低い) |
| 特定加盟店還元 | 最大20% |
「年会費2万円でプラチナ?」と思ったあなた。
甘い。このカードの真価は、年会費の安さではなく、「特定の条件下で爆発するマイル還元率」にあります。
【最大の衝撃】特約店で「マイル還元率10%超え」の錬金術
僕がこのカードを選んだ最大の理由。それは「マイレージプログラム」の異常な仕様にあります。
通常、クレジットカードのマイル還元率は「1.0%(100円で1マイル) 」あれば高還元と言われます。
しかし、MUFGプラチナアメックスは、特定の条件を満たすと次元が歪みます。
なんと1pt = 8マイルでJAL/シンガポール航空/大韓航空のマイルに交換できます
計算式が「バグ」っている件
三菱UFJポイントアッププログラム
特約店(下記店舗)で最低7%還元
条件を満たすと最大20%還元までアップ


(三菱UFJカードのHPから抜粋)
ポイントアップ条件
| 名称 | 還元率 | 条件 |
|---|---|---|
| 三菱UFJカードのサービスを利用で最大+3.5% | ||
| ⭐️MDCアプリにログイン | +0.5% | 月に1回以上ログインする |
| ⭐️5万円以上のカード利用 | +0.5% | 三菱UFJカードを月に5万円以上決済する |
| ⭐️スマホ決済/Walletチャージ | +0.5% | ・三菱UFJカードでApple pay(Quick pay)にて利用する。 ・三菱UFJカードにてグローバルwalletへチャージする |
| 楽Pay/リボ/分割/カードローン | +2.0% | ・月末時点で楽payに登録されている ・ショッピングでリボ払いを1万円以上利用する ・ショッピングで分割払い(3回以上)を1万円以上利用 ・カードローン(リボ)を1万円以上利用する |
| 三菱UFJグループのサービスを使うとさらに最大+4.5% | ||
| ⭐️三菱UFJダイレクトにログイン | +1.0% | 三菱UFJ銀行のインターネットバンキングに月1回以上ログインする。 |
| 給与/年金の受け取り | +1.0% | 三菱UFJ銀行の口座で給与or年金を受け取る |
| ⭐️MUFGグループで積立投資 | +1.0% | 下記いずれかを達成する。 ・三菱UFJ銀行の投信つみたて(継続購入プラン)、外貨つみたて(外貨貯蓄預金「継続預入プラン」)で合計1万円以上ご利用する。 ・三菱UFJ銀行の外貨つみたて ・三菱UFJ eスマート証券のプレミアム積立®(投信)・プレミアム積立®(プチ株®)で合計1万円以上のご利用ならびに三菱UFJダイレクトアプリで口座連携をする。 |
| 住宅ローン契約 | +1.0% | 三菱UFJ銀行の住宅ローンのご契約がある。 |
| ⭐️QR決済ブランドのCOIN+に口座登録 | +0.5% | COIN+が使える「エアウォレット」アプリ等で三菱UFJ銀行の口座を登録している。 |
| 特定のサービスをカード支払いで最大+5.0%還元 | ||
| ⭐️携帯電話料金 | 最大5% | 左記サービスのお支払いを三菱UFJカードで行う。(1つにつき+1.0%アップ) |
| 電気料金 | ||
| Appleのサービス | ||
| ABEMAプレミアム | ||
| コミックシーモア | ||
| Hulu | ||
| 日経電子版 | ||
| 本の要約サービスflier | ||
| Uber one | ||
| 三井のカーシェアーズ | ||
| カーブス | ||
実際のケースでシュミレートしてみる
僕の実例(2025年11月時点)で計算してみましょう。僕の今の還元率は10%です。
特約店(コンビニ・スーパー・寿司など)で月5万円使ったとします。
決済額:50,000円▼
ポイント還元(10%):
5,000円相当のポイント獲得▼
1pt = 5円換算なので、実際に得られるptは1,000pt
マイル移行(1pt=8マイル):
8,000マイル
お気づきでしょうか?



5万円の決済で8,000マイルです。マイル還元率、驚異の16%。
100円で1マイル貯まる普通のカードなら、8,000マイル貯めるのに80万円の決済が必要です。それが、たった5万円のコンビニ・スーパー利用で貯まってしまうのです。
クレカ積立で月1,600マイル獲得
三菱UFJプラチナアメックスカードは、三菱eスマート証券でのクレカ積立にも対応しています。
<三菱UFJプラチナでクレカ積立>
積立額 100,000円
⇨1%還元なので、1,000円相当(200pt)獲得
⇨1pt=8マイルで、1,600マイル獲得



ゴリゴリに貯まりますね。
クレカ積立をすることで、特約店での還元率も上がり一石二鳥です。
年間10万マイルも夢じゃない
これを1年続けたらどうなるか。
- 9,600マイル × 12ヶ月 = 115,200マイル
エコノミークラスなら、余裕でヨーロッパ往復ができます。ビジネスクラスだって片道なら可能です。
僕の場合、還元率がもうすぐ14%に上がる見込みなので、年間10万マイルオーバーは達成できそうです。
日常の買い物をこのカードに変えるだけで、毎年タダで海外旅行に行ける計算です。えぐい。えぐすぎる。
狙い目は「シンガポール航空」
貯めたポイントはJAL、大韓航空、シンガポール航空に移行可能ですが、僕のおすすめは移行上限のないシンガポール航空です。
※マイル移行には別途参加年会費(3,300円)と移行手数料(6,600円/回)がかかりますが、得られる価値を考えれば誤差です。
【重要】正直、イライラポイント3選
ここまでベタ褒めしましたが、このカード、完璧ではありません。
むしろ、「使いにくさ」においては天下一品です。ここを許容できるかどうかが、このカードを持てるかどうかの分水嶺です。
⚠ イライラ①:Apple Pay非対応の「時代錯誤」
これが最大の欠点です。特約店では「物理カード」をかざす必要があります。
MUFGプラチナアメックスは、Apple Payに対応していません(QUICPayとしては使えますが、タッチ決済特典の対象外)。
⚠ イライラ②:特約店が「アメックス縛り」で少ない
VISA/Mastercardに比べ、アメックスブランドは高還元の対象店舗が少ないです。自分の生活圏の店が対象か、必ずチェックしてください。
旅行好きには必須。家族カードもプライオリティパス付き
マイル関連と合わせて、デメリットを補って余りあるのがトラベル特典と保険です。
特に「家族」がいる人にとっては、これだけで年会費22,000円の元が取れます。
家族カード無料 + プライオリティ・パス付帯の奇跡
通常、年会費4万円以上払わないと手に入らない「プライオリティ・パス(空港ラウンジ使い放題)」
このカードは、本会員だけでなく、無料で発行できる「家族会員」にもプライオリティ・パスが付帯します。



新婚旅行ではとても重宝しました
2025年の旅行では、僕と妻の二人でラウンジを使い倒しました。
シャワーを浴びて、ビュッフェを食べ、ビールを飲む。これが夫婦とも無料です。
(※2025年2月からデジタル会員証に完全移行したので、スマホの充電切れには注意!)
詳しくはこちらの記事を確認してください。


手荷物宅配は「500円」になったが、まだ安い
以前は「往復無料」だった手荷物空港宅配サービス。2024年末の改悪で、「1個につき500円」になりました。
しかし、普通に送れば片道3,000円近くかかります。実質2,500円の割引です。500円玉一枚で重い荷物から解放されるなら、僕は喜んで払います。
6. まとめ:このカードは「誰」が持つべきか?
【持つべき人】
⭕ 「手間をかけてでも、爆発的にマイルを貯めたい」人
⭕ 特約店のスーパやコンビニを日常的に使う人
⭕ 夫婦や家族で海外旅行に行きたい人
【向いていない人】
❌ マイルに興味がない人
❌ Apple Payですべて完結させたい人
❌ 特約店をそんなに使わない人
正直、万人受けはしません。使い勝手はクセがあります。
しかし、そのクセを理解し、「特約店での物理カード決済」ができる人にとって、このカードはヨーロッパへのビジネスクラス航空券に化ける「プラチナのチケット」となります。
2025年、改悪続きのクレジットカード業界において、まだこれだけのポテンシャルを残しているカードは稀有です。
あなたの財布の中身を、そして旅のスタイルを、この「黒いカード」で劇的に変えてみませんか?
※記載情報は2025年12月11日時点のものです。特典内容や還元率は変更される可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。








